◆x0SRSoJXe.

【安価】やる夫は誰かのために戦うようです 104

4024 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2021/04/13(火) 20:24:42 ID:ckUh.L6k0

                 -‐: : : : ¨¨: : : 、
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             /: : : : : : : : : :、: \ : ‘,: : : .
            .:.:/: /:, {: : : : : :\: :‘,/ヘ: : :
            |:'::: ::::{^{: { : : 、: : :∨:∧: :}: : :
            |{: : {: {‐\::、: : \: ∨::} : }: |: }       「おはよう、はやてさん」
            レ: :i{从=z \ィf伝ハ}: :} : }: |: }
              }ヘ i个 vリ   夊ッ }: :} : }: |: }        おはようさん、眠れてへんのちゃうかって心配しとったけど、
              }: ヾ∧  ,     }: :} : }: |: }
              } |: :l:: : 、 r‐  ァ  ノイ: :ハ: |: }        そうでもなさそうやねぇ。安心したわ。
              } |: :l: :l 个 `ー  / ノ:/: }::|: }
              }ハ:: l: :l: ヽ: :`爪  /:/`ー‐ 、         「任務帰りだったから」
            ノ ヽト、lヽ(-<´} ノイ/     .
               ,'  /イ{  ///     ∧        テキトーに朝ごはん用意しといたさかい、腹入れときや。
               { //  `~゛ ' '     /   、
               >イ=v-z___{_{     ′  \      「うん、ありがとう」
               /:.:.:.:{/,′.:.:.:.:.:.:}  {        \
               ..:.:.:.:.:.:.:ノイ.:.:.:.:.:.:.:.:.:{  {             ァ
            ,:.:.:.:.:.:.:.:,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{  ∧         /
             {.:.:.:.:.:.:.:{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{   \      人
            :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{    厶_    /  )
              、.:.:.:.:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧    〈  /     /
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                ‘,.:.:.:}i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ーァ〈   <==ァ

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
布団に入っても悶々としているものと思っていたのだが、
自分の身体は予想を裏切り、すんなりと眠りに落ちていった。
夢すら見ることもせず、気が付けば朝日が窓から差し込んでいた。
自分が思っているよりも、この家にいることが安心感に繋がっているらしい。

よれよれの寝間着姿で居間に降りると、半袖シャツに黒のジーンズ、
カーキ色のエプロン姿という、いかにも家庭的な装いのはやてに出迎えられた。
いそいそとベーコンエッグとトーストが盛られた皿を三つテーブルに並べ、
視線を上げてにこりとはにかんで見せてくる。
以前までのよそよそしさも大分薄らいでいた。

正直、気が気でなかった。はやてがこの家に居座らせてくれたとして、
前のような関係ではいられないのではないか、と不安だったのだ。
この様子でなら、気まずい思いをせずに済みそうだ。

中途半端に開いた眼を擦りつつ、素直に洗面台へと踵を返す。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

4025 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2021/04/13(火) 20:27:23 ID:ckUh.L6k0
※一文抜けていた。絶好調だねまったく。
                 -‐: : : : ¨¨: : : 、
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            |{: : {: {‐\::、: : \: ∨::} : }: |: }       「おはよう、はやてさん」
            レ: :i{从=z \ィf伝ハ}: :} : }: |: }
              }ヘ i个 vリ   夊ッ }: :} : }: |: }        おはようさん、眠れてへんのちゃうかって心配しとったけど、
              }: ヾ∧  ,     }: :} : }: |: }
              } |: :l:: : 、 r‐  ァ  ノイ: :ハ: |: }        そうでもなさそうやねぇ。安心したわ。
              } |: :l: :l 个 `ー  / ノ:/: }::|: }
              }ハ:: l: :l: ヽ: :`爪  /:/`ー‐ 、         「任務帰りだったから」
            ノ ヽト、lヽ(-<´} ノイ/     .
               ,'  /イ{  ///     ∧        テキトーに朝ごはん用意しといたさかい、腹入れときや。
               { //  `~゛ ' '     /   、
               >イ=v-z___{_{     ′  \      「うん、ありがとう」
               /:.:.:.:{/,′.:.:.:.:.:.:}  {        \
               ..:.:.:.:.:.:.:ノイ.:.:.:.:.:.:.:.:.:{  {             ァ    あー、その前に顔洗ってき。
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布団に入っても悶々としているものと思っていたのだが、
自分の身体は予想を裏切り、すんなりと眠りに落ちていった。
夢すら見ることもせず、気が付けば朝日が窓から差し込んでいた。
自分が思っているよりも、この家にいることが安心感に繋がっているらしい。

よれよれの寝間着姿で居間に降りると、半袖シャツに黒のジーンズ、
カーキ色のエプロン姿という、いかにも家庭的な装いのはやてに出迎えられた。
いそいそとベーコンエッグとトーストが盛られた皿を三つテーブルに並べ、
視線を上げてにこりとはにかんで見せてくる。
以前までのよそよそしさも大分薄らいでいた。

正直、気が気でなかった。はやてがこの家に居座らせてくれたとして、
前のような関係ではいられないのではないか、と不安だったのだ。
この様子でなら、気まずい思いをせずに済みそうだ。

中途半端に開いた眼を擦りつつ、素直に洗面台へと踵を返す。
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4026 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2021/04/13(火) 20:41:31 ID:ckUh.L6k0

                      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ/ /: : : : `: .、
                 , ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :― 、- : : :ヽ
                  /: : : 〉': : :/: : : :/: : , : : : : : : : : : : :` : : \ ` :ヘ
                   /: : : / : : /: : :∠._:_/イ,イ , : : : : : : : : : \: :ヽ  ヽ
                 ′: : ' : : : l: : :/ //`メ、//| ハ: l: : : : : : : : :\、ヘ
               | : : :_l: : : : l: ,.ィ 7´:てハ  > リ. }イ.: : : : : : : : : : ヽリ
                   V´う.l: : : : l: :{ ん::::::::リ'     /`メ、 : 〉: : ハ:、 ト.ハ
                ∨ ル: : : ハ:l 辷ヒ_ノ     ,ィう、 l/: : : : l |: l l: |      いっつもはやてちゃんが、こうやってご飯作ってたの?
                  }、 | : : ヘ `        ん:/ノノ: : ハ: : | ||| l
                   |: :Y}: : :.ト:.、          〈:ン´r- 、' : |: ;' !:l .レ       「ま、包丁なんて握らせたかないしなぁ。
                   |_ノ '. : : :.       _  '   ムニ、}: :レ   リ
                    . イヾ:、 '.ヘ: ヘ      ´ ´   ' l ン : |            下手に指切られてもかなわんし」
               . : ´|. i! ヾ:、ヾ:、ト`: .     . : ´  _. :´: : : :|
           . : ´  . :|  i!  ヾ:、__,.イl` ー ´  r ≦.、: : : : : :!             ふうん。
        . : ´  . : ´:.:.:|  '. くヽ `ヘ ‐く| !    ノL:.`ヽハ: : : : :|
      ._:_´_. : ´:.:.:.:.:.:.:.:!   ヘ ´ ∧X〈リ ..<  ハ:.:.:.:.:|: : : :|
   /―― ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|    ヽ_/ 〉 r ´  ..< ∧:.:.:. ! : : : :|
   {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i!.:.:.:.:.:|     ヘ  r┴ ´       ∧:.:.:|: : : : :!
   l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:l.:.:.:.:.:!      ヽ∨         〉:.:|: : : : :!

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時刻は午前の七時丁度。最後に起きてきたなのはを加え、
椅子に腰を下ろして手を合わせる。

まだ夏の匂いが色濃く残るアマツに建つこの家には、微かに湿った空気と、
朝から照り付ける陽の光が窓から部屋中へと行き渡っていた。

棚の上に乗せられた、箱型の小さなテレビの画面には、
今も昔も変わらないスーツ姿の男性アナウンサーがハイライトを読み上げている。

相変わらず、外の世界での戦乱が嘘のような場所だ。
テレビという窓を通して、物騒な世界を覗き見ているような気分にさせられる。
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4027 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2021/04/13(火) 20:56:39 ID:ckUh.L6k0

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: : : ::{: : : : : : {´`´`∨: : : : : : : : ∨≪∨:{
: : : ::|: : : : : : | _,.--}:-:、 : : : :; -:∨≪Ⅵ
: l : {:!: : : : : : !´  __l! ∨:|ヘ : }从: }: : : |リ
: |:l:从: {:-: : ::トz====㍉,   }/__,ム:| }: : |           ――で、どないすんねん。これからのこと。
: |:|: : {`ヽ ∨:!ゞ辷:ノ    ( ´¨´八.!::从
: |:|: : `ヾ_- .,         ,   .: : : ト 、          「うーん……桜花からは、なんて?」
: |:|: : ∨: 〉く: 、     __ .,  .ィヘ:_:_、`ヽ
::介∧ ∨{  Y: >、    ̄ <: :{ ゝ_ィ^ヽ.           これがなぁ、結構歓迎ムードなんよ。是非うちの支援リンクスにって。
:{ .l: :∧ ∨:\): }ヾ:、/ ̄_Y二ニrf´` `  、
:| .|:∧ \{~ ‐}:l:!  >‐ミ {_|_ {ノ^ヽ     、__        所詮、桜花はオルデンブルクの傘下企業。自由に動かせるネクストも
ゝ/ ∧     |ハ./三三∨ ̄ `ヽ. ハ    〉:::::Y
_/ / ∧    / }!ゞ三三≧--=ニニニ{ト-::イ:::::::::!       私の八咫烏くらいのもんや。絶好のチャンスや思うとるんかも。
.   /  \. /  .!::::::>:..寸二〉::::>:::::`ヽ:::::::::::::::|
,-=ミ    .У_.」::::::::::::::::><::::::\:::Y::::::::;::::::;ノ{
   `ヽ  {   .|:::::::-<::::::::}::::>::Ⅵ:::::::::::Y:::::::l、
       l!    !::::::{:::::::::::::└::―:-Y::o::::::::}::::::::|::\
       l!   ム::∧::::::::::::::::::::::::::::`::、::::::|:::_:::_::_:::::
       l! イ::::::::::::::\::_:_::::::::::::::,::-::‐'::´:::::::::::::::ト、

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湯気の立つ朝食を起き抜けの胃に流し込み、三人で行儀よく手を合わせたところで、
はやてが本題を切り出した。頬杖を突きながら、横目で隣のなのはを見ている。

当のなのはは同様の色も見せず、泰然自若とした様子で、
はやてが淹れてくれたコーヒーを啜っていた。
流石というべきか、色々と麻痺しているのか。

はやてから桜花の事情がつらつらと語られる。
内部からの情報であるからか、お偉方の本音が生々しく反映されている。

四大企業傘下の企業でネクスト戦力を保持している例は少ない。
現状はたったの二機、ノルドルムのアルトリアと、桜花のはやてだ。

希少なネクスト戦力を一機だけでも保持しているだけで、
その企業の力や立ち位置が分かるというものだが、
数が数であるだけに心許ないというのが実情なのだろう。

これを機にマーシフルを自社戦力に、ということらしい。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

4028 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2021/04/13(火) 21:04:49 ID:ckUh.L6k0

         ____
       /       \
      /   ―   ―
    /     ( ●)  (●)'  ∫        んー、桜花重工にはオルデンブルクの後ろ盾があるわけだし、
    |         (__人__) | ∬
    \        ` ⌒´  .| ̄|          そこまでネクスト戦力について気にする必要があるとも思えないお。
____/       ー‐  '-|_|)
| |  /  /          __/
| |  /  /          |
| | (    ̄ ̄ ̄⌒ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|






         /.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>、i.:.イ´.:‐..:.:.─ 、
       ,、イ.:./.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...:::.:´.:.:.:.:.:.:.、.:.:.:.\
      nヘ.:.:;.:'.::.::.:.:.:,イ.:.:..:.:,イ.:.:.:.:.:.:.:.:;l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.:j¨`ヽ.⌒ヾ:.、
     ,イj、.:.v.:.:.:.:.:.::/:/.:.:,イ/.:.:.:ノ!.:.:i.:..:j.:.:.:.:.ヾ;,.:.:.:.:.:.:ヾ.:.:.ヽ  `ヘ
    /ll!ハ:.:′.:.:.:.:/././.:/.:/.,ノ.;/l:.:;!.::l.ヘ;.:.:.ヽ,:.:.:.:.:.:.ヾ,:.:.';   !
    ∧jハ.:′.:.:.:.:.′〃xfz左z,;,X, .j:/ !:;|:.:.:l.:.:.:.l.:ヘ.:.\.:.::.':;.:.';
    l.l.ヽ.:.:|.::::.:.:.:|{:.:.,仆乞芸て卞 >′l./j.:,リ.:./.:l.:.ヘ.:.::.ヽ.:.:.';.'|
    '.:.:.:;:升∧::.:.|.:.:{イ ,伐::::::斥′  ノクサトxj:.:.li.:l.:.ハヽ.:.';.:.:;.!
    ∨  !′l:.:.:|:.:.! 、辷ークノ     ケ云x.:ノメi.:/.:.:.:.:l.:.:.:.:.l:.!
.     ゞ、)l::.:.:ゝ:ヘ、:! `¨¨゙`     /.::ヌリケ;´.:;リ..:.:.:.∧:l.:.:ハ!       傘下とはいっても、あくまでグループ企業ってだけ。
      'iーl;:.:.:.::.个`         匕゙.ノ_ノノ/!:.:.:.;/ レノ !
        l.:人::.:.:.゙l             ¨`て.._`V.ハ.:::/   !′         オルデンブルクがその気になれば、いつでも切り捨てられる。
     _,、n<  '.:.、∧       c。   人__,¨\:l/
  イ´.:::.ハヘ '、l?∧          .,/: :.j  /}′              結構、傘下企業のネクスト戦力獲得への動きって、
/ l:::::::.,  \ ´、?「>、     , イ´.  .:.イ´.:l.:.|
   j::::::::.ヘ  \  \ヘf>.ー イ. . . :<.:.:.:.';.:.:.:|.:|               切実なものなんだよ。経済への影響力そのものだからね。
/¨ ヘ:::::..∧ /\` >ー< ハ. . . . . . .fヽ,¨ -ナヘ.';.:.:|.|
////∧::::..∧\/∧ Y∧:ll. . .,,..イ".ソ ',////,j.:.';.:.||
/V//,∧:::::..∧、/  >介イー"´ /.:::.∧//zj.:.:.';.:.|
j∧V//∧:::...∧  jメヘ__ -イ.::::::::::::.∧//j.:.:.:.';.|
j:iV∧//∧:::::::..\ ヽ´.:::::::::::::::::::::::::::::::::人/j.:.:.:.:';|





                    _______
                  。o≦.:.:.:.:.:.:.:≧o。._
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            /¨¨´ ./:/.:.:.:.:.:.:.:.:.`、//:\乂{∨ /
              /.:.:.:.:.:. {::{.:.:.:.:i{.:ヽ.:.:.:.ヾ.://∨/{∨ /        そうゆうこっちゃ。オルデンブルクから私っちうお下がりを
          /.:.:.:.:. :. i{イ..:.:.i{、.:. `..:.:ヾ.:.. ゙、.:.:.:∨ /
           |i.:.:.:.:.:.:. i{  ゚,.:.:`,\´\.:.:゚,.:.:.:i.:.:.:.::∨ /       貰って、欲が出てるんやろ。もっとネクストを、ちうてな。
           |i.:.:.:.:.:.:. i{--、`、丶ヾ斧芋ミ:゚,.:.:i¨゙}.:.:.:∨
           |i.:.:.:{.:.:{.:.ヾう示`、\、乂シ レ'}.:} /.:.:.:.:.i         今の時代、なんもかんもが脆いもんやで。
           リ、.: ヽヽ___\ゞ' ,``` `゙゙゙ , リ´|.:.:.:.:.:|
              \}从ノ ⌒,.    __   //{.:. |.:.:.:.:.:|         大企業の鶴の一声で、発展してた企業も一晩で潰れる。
              /.:.:.:.:.:.ミh。._´゚  / :{{.i.:.:.|.:.:.:.:.:|
            //¨¨゚、 :} {゙¨´   リ.i.:.:.|.:.:.:.:.:|          コジマキャノンの一発もあれば、巨大コロニーだってお陀仏や。
          _// :{  {Ⅳ :{    / .{.:.:.|ヽ.:.:.:|
          彡/   :{   ,リ, -、 } .r-'  ..|.:.:,゚/ 斗-、         力と金は幾らあっても足りんのよ。
       ∠二ヾ、「|  ヽ彡゙〈/{:: {`}//ヽ  |.:.} /    \

4029 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2021/04/13(火) 21:16:30 ID:ckUh.L6k0

          ____
        /   ― \
.     /   (● )  ヘ\     生き残るため、かお。企業も人も、弱い立場にいると苦労するお。
     |   (⌒   (● ) |
      ヘ     ̄`、__)  |     ……でも、やる夫もマーシフルを置かせてくれる場所がないと困るお。
        ヽ           |
      , へ、      _/      
.      |          ^ヽ
.      |      1   |





             -― -
          /:::::::::::::::::::::::::\
         ∠ ―― -   :::::::..   __
      ィ::i´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::..、 l /r―― =‐、
    /::l::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::' ̄ ̄ ̄`:..、
  . /l::::::l::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄ `ヽ、:::ヽ
  /::l:::::::l::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::ヾ:::::l
 . {:::::l:::::::l::::\/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヽ::::::::lヽ::l
  l::::::ヘ:::::::\/::::::::::::::::::::::::::i::::::i::::l:::::l:::::::::::ヽ::::::::l::::::::l ヽl
  l::::::::::ヘ::::::/::::::/:::/::::/:::::::l::::l::l::::l:::::l:::l::l::::::l:::l::::::l::::::::l |       そこばっかりはね。フレームパーツは市場に流れてないし。
 . l::::::::::::ヘ::l:::::::l::::::l:::::l:::::::/:::://::/l:_/l_」_l、:::l:::l::::::l::::::::l
  ヽ::::::r‐‐|::::::l::::::l:::_」::-r‐:/7フ´「/ .l/ォミ:::l::::l::::::l:::::::l         開発当時の図面とかもトウキョウで焼かれちゃったろうし。
  . ヽ::{  l:::::::l:::::l:´::l:::/∠ ニ=ミ  チ゚://::/ /:::::イ::::/
    ヽ\ ヽ:::::l::::::l::::<´,イ  ,リ   .ム//;イ:::/::::/.l:::/          桜花に頼るしかない、てのが現状かな。
     ヽ:>ーl\{ヽ{ヽ{  辷z/     l'//::/l:::/ l::/
     V  .l::::l` `            v':// l:/ l/
   . r,/   .l::::l            _ /l:::l:::l /'
   /〈 ヽ、  ヽ:ヾ 、       ´/::::::l:/:::::l
  ./  \ ヾヽ、ヽヘ/` ┬-....´:::::::::/'::::::::::l

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どうやらマーシフルやランク4のロストワードについては、
データが社外秘、というレベルではなく、ラケル博士個人が管理していたらしい。

ロストワードに関してはオルデンブルクの方で権利を買い取ったそうだが、
マーシフルの機体図面やデータはトウキョウにしかなかったそうだ。
博士のオリジナルフレームは、それ程までの戦術的価値を持たされていたのだ。

単純に技術の流出を防ぐためのものだろう。
根拠はないが、あの女性が利権に固執するようにも思えなかった。

いっそマーシフルを手放して、市場に流れているフレームで組み上げた
ネクストに乗り換えるという選択肢もある。
だが、ここまで乗り回した機体を手放すというのも、どうかと思えた。

なのはの言う通り、桜花の世話になる他あるまい。
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4030 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2021/04/13(火) 21:26:09 ID:ckUh.L6k0

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         _    {:/\八 _/)>'.: .:.:/.: .:/.: .: .: .:|.: .: .:|          「うん、それでお願い」
        __/ ) __     /  ̄ 7 : : / ̄:/ : .: /.: 八 : 八
     「{ { し' }  r/     /.: .: /_/ ⌒∨ .:/.: :)/⌒\        ん、じゃあ上にもそう伝えとくわ。
.      {       ノ  //   人.:.:/  \ ̄ ̄Y ̄/\_
.     人     /   /      ∨    \ \ /    \_         ……あー、そうそう、後でうちの開発主任に電話かけたってや。
      }    {  / ̄ ̄ ̄\   〉_     \ {    /  ∧
      }      '  /     /}       \  /   / }        マーシフルのことで、当事者たちに色々聞きたいちうててな。
         }/./     //        /  \      ∧
     ,'  /{__   /イ      /    } \ // /         修理の手伝いってことで、頼むで。
     ;  |  |     /--≠-     _   /   ∨ //{
     {/ |  |\  /   /          \./     }/__\

4031 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2021/04/13(火) 21:26:31 ID:ckUh.L6k0
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4032 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2021/04/13(火) 21:29:17 ID:ckUh.L6k0
すまんね、仕事の電話がさっきからちょくちょく鳴っててね……

集中力途切れちったし、また今度とさせていただく……

次回は、また休めそうな日の見当が付いたら告知するよ。

シーユーアゲイン。

-◆x0SRSoJXe.

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