━━━ 妄想炸裂シリーズ ━━━
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『欲望の魔法使いシリーズ・やる夫は欲望のままに生きる魔法使いのようです米粉麺』
Take 06
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/ 7／ヽ＿
. ニニニ ＜二{ /´ ／ｘ＜ ー 、
／ ´ ／7 / ＞ ヽ三 ヾ / ＞=ﾐﾄ､ さーて、今宵も始まるドタバタ恋愛新喜劇
／ ´ 〃 { 斗 =冖=‐＜／⌒ヽ´ ⌒ヾ、
// ＞ ´ ヽ＼ =ミYニ＝- ∧ 昨日の時点では二本立てになるかも、でしたけど
′ ／ ／ ／ ヽ || ヽr ┐ ＜⌒ヽ ∧ 流石にこのお時間からでは、そうも参りませんこと、
〃 / / / 〃 l| || ｛ ０r‐､ ハ ヽ. } ご了承くださいな
|| ' / l| i! l | | ﾘ └｛ ０ } Y ,ﾊ l }
|| ｌ ｉ ｜ｌ| ┼ 、| / / ,′ /＼´ヾl l|人_レ′ お話の前提条件は以下の通り
|| ｌ | ｜ｌL厶 | / / / ／ / {ミｿ l| !
|! 乂ﾄ､ l| 沂ﾐ、 厶イ∠∠厶ｲ ﾊ/｜ | ﾊ 『やる夫は・・・・・・』
､＿,ｘ彡ト. lヽ{ 弋ソヽ／ .ィ行ミX / / ﾉ ｲ.イノ
〃 ∧ V| | 辷ソ ／ ∠、' /,ノ! ｝小、 『王都の老舗の呉服屋の三男坊』
l{ ノ ∧ '} ﾄ､ ′ ∠ イ ノ 〃{八( 人＿ 『数年前まで、実家暮らし』
八（ Y: :r'--､｀ヽ ` 一 .〃 ｰ'´｜ l{ ヽ ｀丶、 ヽ 『家を出た後は冒険者稼業（魔術師）』
r─‐f : {⌒ヽ} } 丶 ＿, ＜l//、| ｜｜八 乂 ヽ ﾉ 『邪神パゥワーで、魔王にジョブチェンジ』
| : : /: : ヽ｀´ヽノ ||＿＿／! ! }ー┴┴くハ、 ヽ ﾄ､ }
. ∠⌒＞ ´ ‐く 〈ﾊ〉￣´ | |/ 二ニ く ﾉ /〉ヽ乂ヽﾊ 『現住所、人里離れた古塔』
／ ⌒´ ／/⌒レ､ 厶' ─-- ノヽ // ﾉ 八( 『邪神パゥワで初恋の女ＧＥＴ完了』
/ ／: /、 i | /⌒Yヽ__ 〃 ｀ 丶 ノ ⊂7/＞､ / ） 『煩悩炸裂タイム開始、秒読み段階』
{ ／￣/ ヾ ヽ{ i i ／ヽ{{ミ ＞‐'⊂ニニ V
｀ ｰ一 ´ ､:.:. ｀ﾆﾆ -‐-＜__ヽ(´､ ゝ-- } 『でも、ひと月くらいしたら勇者がやってくる』
ヽ:.:.:.:.:.:. { ｀77ｰr─ .! 『逆立ちしても勇者にゃ勝てない』
｛｀ｰ- :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 人＿,ｚｚｚ//ｘﾞ/ ,′ 『悔いが残らないよう、好き放題してね』
∧ミ=- 二ニ＝ 彡 { | // ∨ /
／ ＼＿ ‐- =彡＼l.// '´ /
／:.:. ｀ ニ二ニ ´γ⌒V./{ /
／:.:.:. 乂__,ノ′､＿_,ノ
// / / / | ﾄ､{ ∨ヽ ヽ
. // / / | l. | | ,.ィ ￣ |｀ヽ:.. ! :.
// / / .' | |八 |ﾊ |!＼ }ﾘ Ⅵ l |ヽ }.
. // ' ' :. | | { ヽ. ﾘ{.! } ,ｨ≠ﾐ､ | ∧{ ﾘ i ちなみに、今までのえろ動・・・・・・
' ′ | |!. | | |イi∨ ＼__| || ´ | ; | ﾘ :.
| | | |:. { {: /{i从i ＼ } ﾘ :.:.:.:. | /ｲ ,∧ :.
| | | | { ∨ '， ', ,ｨ⌒ ｀ ' ､ }/ﾑ} | '， じゃない、愛の記録のお相手は以下の通りでございます
| | /｀ヽ '， ヽ }从_{! _,...イヽ /イ_,/ { ヽ
{ { {⌒ ' / } ＼､ :.:.:.:.: ／ｲ,.f ⌒ } ｲ :. ＼
| | |＿ ∧! ﾄ､＼ r ､/ Y ヽ::/: : : : / / {_{ i ＿＿_ ､
ﾏ{ ￣ ヾ､ ＼〉 ､,｛ l{ _人 ｀ ー‐ ' ,:' |∧ {,ィ//////}_ ＼ 参考にでもしてくださいな
＼ __〉 ﾄ, ヽー ＿／ //∧ {/////r_//7 ＼
/// }∧､ ｀ヽ///＞- ､ ∧/ ∧ ∨////｀∨ ｀ヽ
, {イ{ /Y^}⌒ヽ､_ ∨/// / ,∨/∧ ∨ ヽ ＼
／/ / ,.ｨ^}人{_,.-- ､_ } ＼_/,ィr-､,.ｲ//∧ :. :. :.
／ { ｛ ' ,〉-､! |//／╋┼,〉////∧ :. } }
／ | / ／ }〉ｰ- ､ }ｲ╋┼╋///r-,/ } ;/ | |
/ :. { ／ }!ﾏ |╋┼╋/// / /ｲ | /
『やる夫は欲望のままに生きる魔法使いのようです』
柏崎星菜（お姫様）、
明堂院いつき（王子として育てられたお姫様）、
プレシア・テスタロッサ（皇太后）、
ナナリー（王女）
アスナ（姫騎士）、
メディア（宮廷魔術師）、
神裂火織（法王の娘）
高良ゆかり（王子の乳母）、
セルベリア・ブレス（将軍）
浅間智（冒険者兼巫女）、
シャルロット・デュノア（国王の娘だと発覚した幼馴染）
アナザーブラッド（国王の妾の娘）
『やる夫は欲望のままに生きる魔法使いとして帰ってきたようです』
C.C.（国のお抱え魔術師）、
高町なのは（魔導騎士団団長）、
先代巫女（護国神社巫女）、
葵喜美（昔なじみの皇女）、
涼宮ハルヒ（自称勇者）、
雛苺（寵の薄れた王妃）、
武蔵（行かず後家のメイド長）、
四楓院夜一（暗殺ギルドのギルド長）、
ヴィータ（近衛騎士団の一員）
シルヴィア（女王様）、
坂本美緒（国の将軍の娘）、
紫苑（属国からやってきた、人質同然の王女）
『やる夫の股間はストロンガー』
古手川唯（御国の大臣の娘）
メアリ（隠された、女王の双子の姉）
ルイズ（一目ぼれした大貴族の娘）
雪代巴（東方からやってきた武家の娘）
ラクス・クライン（国教教会の女教皇）
T-elos（王国開発の人型決戦魔導兵器）
御坂美鈴（実家の商売敵の家の未亡人）
水銀燈（公爵令嬢）
カレン・シュタットフェルト（最近王室に召し上げられた幼馴染）
楠舞神夜（友好国王女）
東横桃子（田舎から実家に、働きに出てきてたお嬢さん）
シオニー・レジス（外務大臣）
『米粉麺』
アナスタシア・ルン・ヴァレリア（元一般人の聖女）
レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ（猫亜人の宰相）
羽衣狐（大魔王の娘）
佐倉杏子（元の職場『月下戦団』団長ガッツの妹）
戦場ヶ原ひたぎ（昔護衛したことがある、貴族の娘）
以上、登場順
出展作品省略
-‐==ミ
. ／ ´ ヽヽ 以上を前提として、お待ちかねのヒロイン安価!!
／ ﾉﾉ_
// 'ア⌒ヽ⌒＼
. / ／ { { { 八 '､ 『やる夫が魂売ってまで追い求めた女は誰？』
〈/ / / |八 ∨ ｲ い
. f⌒)|八 |＞＼/＜|ノ| |八 条件は
＼ ∨ ｢" r'ｰ┐"∠ィ|) ＼__ 『やる夫ＡＡ録ⅡにＡＡが豊富にあること』
∨ 人 ､_丿 ｲ| , ＼ ＼ 『同上、固有えろＡＡがあること』
／ ∧｣｣≧,=y≦ト八 V⌒) 厂 『上記二つを満たすうえで、>>１の知識とインスピレーションに導かれた結果』
／ ﾉ 'ｰ什ﾄ什|├‐) ）く. ＼
/ （ （ くr::::::::::└∠／ ＼厂
|／＼ ＼|＼r｢|:::::::::::::r＜ F_ヲ/⌒
＼ﾉ 厶乂＿／Ｘ/┘,｣:.:＼ ある程度以内のお時間に推薦されりゃ、順番はあまり関係なし!!
|:::::|ﾏ┴く￣￣＼厂 さあ、レッツ・推薦!!
l∧| ー‐ﾍ
＼∧ 『キャラ名・出展作品名・職業』でお答えくださいな!!
ｰ'
／⌒＼
〈 ヽ(⌒Y⌒）
-─'⌒ヽ‐ ､ ＼,,／
／/: : : : :ｉ : ヽ: : ＼
ｉ: :/: : : :ﾄ､|: : : ﾄ､: : :ヽ
{: :|: : :∧ノ＼_ﾉ 人ﾉ乂
| : ＼〈 ,,ノ ''''ﾞ〈ﾘ ﾉ ・・・・・・ま、本日は『事前推薦』の勢いがすごいので、
ﾉ : 弋ト＞〃 З 人 そっちから選ばれるかもしれません
／: : : : : !: l≧ｎｎz彡:|
⊂コ: : : : : :|: |ﾆ皿皿:vリ
//|::| : : :r<ﾞ|:/〈_人ﾉ : ＼ 改めて、このスレへの皆さんのご愛顧に感謝!!
∨ ∟ﾆ{;;;;＼zzz/#: : :∧ﾘ
(人r､＼;;;;;;;;;;|ﾉ丿ノ ﾉ
/:/
/:/
ゞ⊃
／￣￣￣＼
／ _ノ ヽ_ ＼
／ （＞） （＜） ＼ やる夫は魔導書の邪神と契約した!!
| ::::::⌒（__人__）⌒:::::l
＼ |r┬-/ ／ それもこれも、初恋の相手を手中に収めんが為!!
. ｸﾞｯ /⌒/＾ヽ､`ー'´ ,ィヽ、
/ ,ゞ ,ノ , ＼
l ／ / ト > その初恋の相手の名前は・・・・・・・・・・・・
ヾ＿,/ |／ ／
| |／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ・・・・・・しらねえんだよなあ
／ ＼
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ まあ、名前というか、余人からどう呼ばれているかってーと、
( ＼ ／ ＿ノ | | 『魔王』なんだよなあ
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／ それを初めて聞いた時は、腰を抜かすほどおでれーたもんだお
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ ＼ その大仰な名前にびっくらこいたのも、ちょいと前までの話
／ （● ） （● ） ＼
| （__人__） u | 今はやる夫も魔王だけどね
＼ ｀ ⌒´ ／
/ (__｀ヽ、 u ＼ ・・・・・・やる夫の契約相手はあっぱっぱーまるだしだったけど、
＼| ｀＼ ＼＿__ﾉ | 向こうさんはどうなんだろう？
| ＼＿＿＿/ |
| { やっぱ、世界征服とか何とかいろいろ考えて真面目に契約したのかなあ
＿＿＿_
／ ノ ' ヽ＼ まー、考え込んでてもしょうがない!!
／ （≡） （≡）＼
／ /// （__人__） ///＼ 今は同じ魔王だ、対等にお話もできるってもんでさ!!
| |::::::| |
＼ l;;;;;;l ／l!| ! つい先日まで、とてもとても
／ `ｰ' ＼ |i 手が届かない、許されない恋だったけど!!
／ ヽ !l ヽi
（ 丶- 、 しＥ |そ 今、人生最大のチャンスがやる夫の手の中に!!
`ー､＿ﾉ �堯�l､Ｅ ﾉ <
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼ っていうかさ、もう魔王だろうがなんだろうが!!
。o（゜＞） （＜゜)o 。
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ そういう肩書の前に、あの乳!!
| |r┬-| | て
＼ `ー'´ ／( ｀´) そ 柔らかそうというか、揉み甲斐ありそうっていうか!!
／ ＼ﾉ ﾉミ
|＼ ＼・ ・ ＼____ノ あれ、御本人は勿論、もしかしたらやる夫の顔よりでかいで!!
＿＿＿_
／ ＼ 惚れた腫れたの動機としては不純だけど、
／ ─ ─ ＼ そういうのもきっかけの一つだおね
／ -━- -━- ＼
| （__人__） | あの爆乳おっとりさんをくどき落とせば、この世は天国!!
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼ あー、もー、我が人生に一片の悔いなし!!
┌──────┐
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└──────┘
┌───┐
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└───┘
┌┐
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┌┐
└┘
┌───┐
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└───┘
┌──────┐
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└──────┘
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ そういうことですお、魔王様
／ -━- -━- ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ ご機嫌麗しゅう
／ ー‐ ＼
- ―― ――-.....
´.:.:.:.:.:.:.:..ﾐ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
＿＿ ／.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＿＿
＼//＼ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ／//／
}///乂__/..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:__',__ノ///{
∨/////:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /|.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.i///////// ・・・・・・うむ
∨///.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:/ :|.:.:.:.:.:.|ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:';.:.:.:.:.:.:.:.:|{//////／
｀¨/.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:/ N:.:.:.:.:| ＼.:.:.:.:.:.:.:V:.:.:.:.:.:.:.!:｀¨:.:i¨´ で、あのな？
ﾚｲ.:.:.:.:.:.:.:j!:.:/ ヽ:. ゝ! ＼.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
|.:.:.:.:.:.:.:|ｦ ― - _ ＼:.j - ― 弋.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.!
＿ ＿＿ r ､. |.:.:.:.:.:.:.:l弌＝.ｧ .=ｬ＝弌ｧヽi:.: :.:.:.:.:|:.:.:.:.:.! お前いったいなんなんだ？
/ ／ ／ { ＼ . !.:.:.:.:.:N 弋l!ソ 弋li!ｿ /:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:| , ―ｧ'‐ｧ―( ヽ
/ ／ ﾊ V .N.:.:.:.:| し/:.l.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:!/ / / ヽ ＼ 人間、なのか？
.ー ゝ‐ ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ヽ- /_ /__ ノ ー‐
__,, ,,__
_,斗ヤ⌒ ￣⌒ ''ｰ-
／ U J
/ ,《ﾐ､ ‐- ,,_ _,, -‐ 開幕早々のクリティカルヒーット・・・・・・
/ 三｛{ }｝ ￣ u
| 三三 ヾ彳 ／⌒ヽ
| 三三三= ） うん、まあ、自分の容姿が人間離れしてるってのは、
| 三三三二＝ ――〈 自覚してるけどさあ・・・・・・
| 三三 ,.《ﾐ、 ）
i 三｛{ }｝ U ＼___ノ そういう無邪気な問いかけが、一番こたえる・・・・・・
:.:.:.:./:.:.:.:.:/:.:.／ ＼ ';.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.ﾄ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.＼ー- ,,_
:.:.:./:.:.:.:.:/／ ,.ィf≦芋三ミ､ ヾﾐｰ ';.:.:.:{:.:.:.:.:.:.i ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:V////≧､ __ ,.ｨi
:.:./:.:.:.:.:/ ,ｨ沙 " , J手沁 ヾ', ';.:.:.!:.:.:.:.i:.:|. ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.i//////}///}≧=-- '//
:./:.:.:.:.:/ ｲ{ {迩茫乏 }i }､:.:',:.:.ハ:.', ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:|///////////////／
/:.:.:.:.:/ ､ Ⅵ 込ｿ jﾉヽ＼ ｨ=ヾ== ,:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:|//////////＞'' ´
:.:.:.:..:.; ー ' /:／ヽ:.＞ ＼ ';.:.:.:.:.:.:i:.:.:.,:.:.:.:.:.:.|｀ﾞ''ー-- ‐ ´
:.:.:.:.:.:i ／ .ｨf芋ﾓミ､ ':.:.:.:.:.:|:.:/:.:.:i:.:.:.; ち、違う、そういう意味じゃない!!
:.:.:.:.:.:| /／/／/／/ ,.J ﾊ ヾ! .}:.:.:.:..::!/:.:..ﾉ!:.:/
:.:.:.:.:.:| { .{ 沁ﾘ ﾘ .ｨ:.i:.:.:.:.:/:.:.:/ .|:/
:.:.:.:.:.:| ', ゞツ /:.:.:|:.:.:./:.／ / 外見をあげつらっておるのではない!!
:.:.:.:.:.:| 〉 .:.:.:.:.|:.:./イ
:.:.:.:.:.:| / ／/／/ .:.:.:.:.j／
:.:.:.:.:.:| ＿＿__ ,:.:.:.:.:.{
:.:.:.:.:.:| ,..ィ: ´: : :＜ ＼ ,:.:.:.:.:/ ほれ、そのあふれ出る魔力!!
:.:.:.:.:.:| /: : : : : : : : :＼ ヽ .ﾊ:.:.:/
:.:.:.:.:.:| 乂: : : : : : : : : : :', } ..:.:.:.:.:.; それは一体なんだ、と聞いておるのだ!!
:.:.:.:.:.:| ｀ ､: : : : : : :.}､ ／ .ｲ:.:.:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:| ヾ ニニ彡 .ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:..! そなたをバカにする気はない、ホントだ!!
:.:.:.:.:.:|＼ ..イ:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
＿＿＿_
／ ＼ あ、そういう意味ですか!!
／ ＼ ／ ＼
／ fてﾊ` ｨて刀 ::＼ それは簡単、やる夫も魔王だからです!!
| （__人__） :::::::::::|
＼ `^´ :::::::／
／ ー‐ ＼
／: :／: : : : : : : : : : : : : : : : :＼: : ＼
､ー- ..__ /: :／ : : : : : : : : : : : : : : :＼: : : : ＼: : ',＿ ,, --― ｧ
｀''＜///////// : : : : ／ : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : :V/////////＞ ´
｀ヾミ////: : : : : / : : : : : : : : : : i : : : : : ',: : : :.:i//////＞''
,: :i : : : : ::′: :.／ ! : : : :.｜ : : : : : } : : :｜: :|
i: : : : : : : {: :／ {: : : : : :|ヽ : : : :.:| : : : |: : :! ああ、そうなのか
| :|: : : : : :|/ --一,' : : : :`|ｰ＼--: |: : : :.| : :.!
|: |: : : : : :| ィzzｘ､ ': : : : :.|ｨzz ミｘ | : : : :!: :｜ しかしあれだな、そなた回復早いな
| :| : : : : :.ｨf ん:ﾊ ',: :i: : : ん ﾊ ﾐ: : : : :|: :.:|
|: |: : : : : 《 .乂ソ ヽﾄ: :{ 乂ソ 》 : : : !: : | そういう加護のモノと契約したのか？
| :| : : : : :.|｀ j ヽ! ´|: : : : |: : :|
,: ｜: : : : :ﾊ /／/／ /／/／|: : : : |x: :.! 随分高位のモノのようだが・・・・・・
x乂!: : : : : |ﾍ u ,|: : : : |X乂x
乂乂|: : : : : :|X:ヽ ´ ｀ イx|: : : : |乂乂メ 良かったら、そなたの契約相手の名前を
乂乂X|: : : : : :|XXX≧:. ＿__ .:≦乂X!: : : :{乂乂乂从 教えてもらえるか？
X乂乂X|: : : : : :|XXXXﾊ ﾊ乂乂|: : : ｜乂乂乂乂
＿＿＿_
／ ＼ ・・・・・・そういやあ、あのあっぱっぱーの名前、知らんなあ
／ ＼
／ ＼ 宿ってた魔導書の名前じゃだめですかね？
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | 『根暗乃未婚』って魔導書なんですが・・・・・・
＼ ／＿＿＿ ／
. .-‐. . ―. .´＼＿
__ ｀ヽ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀. __
； ＜///＼ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.}:.:.:.:.＼:.:.:.:.|-‐ ／//＞
＼///ー:l:..:.:l:.::.:.:/ ';.:.:.:|＼:.:.:.:.',:.:.:.|-‐'//／ ；
} ＼///|:.:.:|:.／ニ ';.:.:.!ｲ｀ニ､:.|:.:.:|//／ ；
. ＿l:.:.:.:|:.:.:ﾚ てぃ｀ ヾ:.! ´てぃヽ:.:.|¨´
´ l.:.:.:.:!::.:.!弋zﾘ 弋zﾘ } |:.:.| ； はぁ!?
l:.:.:.:.|.:.:.|（_） (_) !:.:|
； l:.:.:.:.|:.:.:.! /￣￣￣| |:.:| ；
. l:.:.:.:.:|:.:.:| | | /:.:.! /^! { あの、なんで!?
； /.:.:.:./|:.:.:| |＿＿＿_| ／|:.:.:| ./ /_＿__
/:.:.:.:/:.:|:.:.:|≧/^'´｀^ヽ―＜从.|:.:.:|＿幺/ l l l ； なんで、そんな・・・・・・
.} /:.:.:.:///l:.:.:|/,〈 | ミ//,|:.:.|::::::爻 _ 〉j_j_j
/:.:.:.:/::ﾐ/,l::.:.|/ﾐ ＼ / 爻//|:.:.|:::::::斗ヽ_jー―' ：
； /:.:.:.:/:.:.ﾐ//l:.:.|/ﾐ 爻幺爻. i 幺从l:.:.|￣ 从斗
/:.:.:.:.:.:.:.:.ｲ爻|:.:|从 從爻從=|=-=彡:!|:.:.| 世界滅却も可能なほどの、
； /イ::.:.:.:.:.:.:.:.|::::|ﾊ|: : { .':::〈〉:l : :| : : : : ﾉ|ﾊﾘ { 邪神の加護を受けた魔王が!!
|:.:∧:.::l:.:.:|::〈〉乂_/:::〈〉:::;:=个=-≦:.:.:.|
.} V ＼!:.:.|ﾍ::::::::,/:::〈〉::::' : : : : |:.:.:.:.:.ﾊ! ； 私なんぞに何の用なんだ!?
ヽ:!: : ＼:::::〈〉:::/: : : : :.:|／|/
； |: : : : :＼___/: : : : : : | ；
＿＿＿_
／ u ＼
／ ／ ＼＼ なんかえらい怯えようですが
／ し （○） （○） ＼
| ∪ （__人__） J | あのあっぱっぱー、そんなにすごいんですかお？
＼ u ｀⌒´ ／
:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.::.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:＼ ／//＞
:.:.:.::.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:..:.,:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:＼＿＿ノ///{
.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:./:.:.:.:.:,:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|､:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.∨//////,′
.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:./:.::.:.:./: : : / ∨:.:.:.:.:.:.:.:.| ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:∨///／
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:/.:.:.:.:./.:.:.:.:/ _ノ:.:.:.:.:.:.:.:.! ＼:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.i¨´
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|./.:.:.:.:.:/--／一 |: : : : : :':/ ー-＼:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.| バカ、止めろ!!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.／ }: : : :.// ＼:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.::!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.／=＝＝＝=ﾐ: :.／/ r. =＝＝ﾐ,:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:| いや、止めてください!!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ,ィ´ } } / {{ }}|:.:.:.:.:.:.:.:.:|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ _{{_ // 乂＿＿,.ﾉﾉ|:.:.:.:.:.:.:.:.:!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:/´ ｀ヽ＝＝＝ ´´ ｀￣ とつ::.:.:.:.:i:.:.:.| さっきも言ったでしょう、
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.乂＿,..-' ',.:.:.:.:.|:.:.:.! 根暗乃未婚の魔神は、
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ / / / / / / / ∨:.:.|.:.:.: 世界滅却も可能だって!!
.:.:.:.:.:{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| }:.:.:|:.:.:.|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| , - ､__,.-―-‐ '⌒ヽ 人:.:|:.:.:.| あまたある魔導書のうちでも、
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| { , - ￣ ｀ ー ' イ::.:.:.:.:|:.:.:.| １、２を争う強力な魔神なのですよ!?
＿＿＿_
／ u.＼
／ー‐-:::::::::::-‐' ＼ ・・・・・・へー
／ t j:::::::ｨ ｯ ＼
|. u ｀¨､__,､__,¨´ |
＼ ｀こ´ ／ それは知らなんだ
／ u .＼
＿＿＿
＞.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.＜
ト､_ ／:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ _,, イi
∨//≧=- _ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_,,.. --―≦/////
∨///////≧=='--/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:..:.:､:.:.:.::.:.:.:i.////////////// ・・・・・・知らなんだって
＼////////////:.:.:./::.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ:.:.:､:.:.V//////////／
｀ﾞ''＜///////:.:.:./:.:/:.:.:.::,i!:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.',:.:.',:.:.∨/////＞ ´
`''＜//:.:.:.;.:.:./:.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:ﾄ.:.:.:.:.:.:.:',:.:i:.:.:.∨＞''ﾞ´ とにかく、です
,:.:.i:.:.:.:.i:.:.;:.:.:.／ ';.:.:.:.:.i ヽ:.:.:.:.:..Ⅵ:.:.:.:.|:.:.',
i:.:.|:.:.:.:.|:.:|:.X＿ノ ';.:.ﾄ､iｰ-＼-:':.:.:!:.:.:.:.i:.:.:i
|:.:.|:.:.:.:.|:.:i/ｨf==ミ､ ヾ! .ｨr==ミ､.|:.:.:.:.|:.:.:| 以後あの魔神へは、十分敬意を払っていただくとして
|:.:.|:.:.:.:.|:.`《 iJ伝ﾘ J伝ﾘ》 |:.:._r-v-､
|:_r-iヽ:!:.:.| ,, ｀¨´ ＿＿＿｀¨´,,, ノ~） } } i､
_.r〈. ', 乂i＞ ''"´￣ ￣ ｀ﾞ''＜{ ﾉ / / ﾉ その、私への御用向きとか、
,ﾊヽヽ_ﾄ _j ｀^-'-' ＞ｘ 聞かせていただけますか？
x＜ ｀^′ ＞ｘ
／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ ＼ じゃ、まず最初にお願いなんですが
／ （● ） （● ） ＼
| （__人__） u | その敬語、止めてくださいませんか？
＼ ｀ ⌒´ ／
/ (__｀ヽ、 u ＼ 最初の少々鷹揚な喋り方で十分です、っていうか
＼| ｀＼ ＼＿__ﾉ | そうしてほしいんですお
| ＼＿＿＿/ |
| { やる夫はそういう、『服従』を求めてる訳じゃないんで
／: :／: : : : : : : : : : : : : : : : :＼: : ＼
､ー- ..__ /: :／ : : : : : : : : : : : : : : :＼: : : : ＼: : ',＿ ,, --― ｧ
｀''＜///////// : : : : ／ : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : :V/////////＞ ´
｀ヾミ////: : : : : / : : : : : : : : : : i : : : : : ',: : : :.:i//////＞''
,: :i : : : : ::′: :.／ ! : : : :.｜ : : : : : } : : :｜: :|
i: : : : : : : {: :／ {: : : : : :|ヽ : : : :.:| : : : |: : :! えーと
| :|: : : : : :|/ --一,' : : : :`|ｰ＼--: |: : : :.| : :.!
|: |: : : : : :| ィzzｘ､ ': : : : :.|ｨzz ミｘ | : : : :!: :｜
| :| : : : : :.ｨf ん:ﾊ ',: :i: : : ん ﾊ ﾐ: : : : :|: :.:| 『対等な立場』をお望みだ、と？
|: |: : : : : 《 .乂ソ ヽﾄ: :{ 乂ソ 》 : : : !: : |
| :| : : : : :.|｀ j ヽ! ´|: : : : |: : :|
,: ｜: : : : :ﾊ /／/／ /／/／|: : : : |x: :.!
x乂!: : : : : |ﾍ u ,|: : : : |X乂x
乂乂|: : : : : :|X:ヽ ´ ｀ イx|: : : : |乂乂メ
乂乂X|: : : : : :|XXX≧:. ＿__ .:≦乂X!: : : :{乂乂乂从
X乂乂X|: : : : : :|XXXXﾊ ﾊ乂乂|: : : ｜乂乂乂乂
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼ そうですそうです
／ ::⌒（__人__）⌒::: ＼
| |::::::| ,---、 でもって、いつまでも『魔王』だとお互いややこしいんで
＼ `ｰ' しＥ |
／ l､Ｅ ﾉ
／ ｜ | お名前なんかもお聞かせくださいな
（ 丶- 、 ヽ_／
`ー､＿ﾉ やる夫は、ニューソクデ・やる夫と申しますお!!
＿＿_
＞.:´:.:.:.:.:.:.:.:..:.:｀:.＜ ／/!
／:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.r --= 彡///
＿ /:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨////＞''´
＜///≧=ー -- === /:.:.:.:.:.:.:i:.:..:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:ヾ¨´
｀ヽ､///////////:.:.:.:..:.:.:.|:.:.:.:.:.i:..､:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:∨
｀''ー ---ｲ:.:,:.:.:.:.:.:i:.:.∧:.:.:.:.:', ＼:.:.:.:.:.:.:.:',.:.:.:.i!
,:.:.i:.:.:.:.:.:i:./ ';.:.:.:.:.ヽ,.-＼:.:.:.:.:.:!.:.:.:.| 承知いたし・・・・・・
i:.:.{:.:.:.:.:.:|' ＿＼ﾄ ､:＼ ｀''ｰ |:.:.:.:.|
|:.:.!:.:.:.:.:.:! ´ __ ｨf==ミ |:.:.:.:.|
|:.:.:';.:.:.:.::| ,ｨf=ミ |:.:.:.:.|
|:.:.:.:';:.:.:.:| 〃 ､ |:.:.:.:.| じゃない、心得た
|:.:.:.:.:';.:.:..!､ __ __ ,j:.:.:.:.:!ノ{,,ィ＿_,
､＿､__从爻.ﾊ:.:.:|::ヽ ﾏ_ _ﾉ /,:.:.:.:.:.|/////＜＿
＞///////∧:.:V//＞ ,, ..ｲ/:.:.:.:.:.:.!/////////爻
_爻//////////}:.:.}////}＝≧=≦={,i:.:.:.:.:.:.:.|///////////乂
＞///////////!:.:|////ﾐー --- ‐ V:.:.:.:.:.:.:ﾊ///////////＜
ｱ////////////|:.:.|//爻＿ ＿ {:.:.:.:..://////////////爻 私の名前は『紅玉』というのだ
.乂////////////!:.:!,ﾒ ｀ ´ |:.:.:../}//////////////炎
ｲ/////////////|:.:| ';.:.:.{ jイ/////////////ﾄ{
幺//{///////／ﾊ:.:! ｀Y´ ヽ:.! jハ/////////爻
从//iレ从.／/:/ ヾ | ＼ '::'; Vﾚｲ/幺彳
iﾊ:::::/: :,:::′ | ';:::,.:∨/: :|
∧ }::': : {::::{､ ＿＿＿＿__,,.:i:.,, ＿＿＿＿＿ ﾉ:::}: :i〈: : i!
.ﾊ.! {: : :､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ: : }: ､: !
}:::!: : : :｀ ￣i::::::i￣￣￣:!:::::|:￣￣ i::::i: ￣´: : : :ﾊ::::〉|
|::::',: : : : : : :{::::::{: : : : : : |:::::|: : : : : }::::}: : : : : : :/:::::/: !
＿＿＿＿
／ ⌒ ＾＼
／ （ ●） （●） おー、紅玉様、ですか
／ ::::::⌒（＿人__）⌒ヽ
| |r┬-| | うん、凄く綺麗なお名前ですお!!
＼ `ー'´ ／
／{
／//
,､...-=＝=-:::::_::::...､、}///!
.＞'⌒´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:／////
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ////:.ヽ、
/.:.:.:.:.:.:.:./:::::i.:.:.:.:',.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.∨.:.:.:.:.:.',
./:.:.:.:.:.:!:.:.:{:.:.:.:lヽ:.:.:.ヽ、::.＼:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:.:.:.,
i::::::!::::::l.:.:.ﾊ:.:.:.ト､＼乂!ヾ:::∧.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.: うむ、まあ、あれだ
,.イ/ヽ＿,,..≦l::::::!::::::l乂ハ:.:.ヾﾍ才云心ﾍﾘ:.:.:.:.:.:.iﾍ.:.:.:.:l } ｝
'⌒`＜/////,:l:.:.:.|.:.:.:.iｨんﾊ＼ヽ 弋j孑'" |:.:.:.:.:.:|､}.:.:.:..!
｀''ー- '∨ﾍ:.:.::ﾍ弋,ﾀ） /////// |.:.:.:.:.:.ﾚ′.:.:i そうやって褒めてもらえると、
.∨ﾍ:.:.＼//ヽ _＿, !j｜:.:.:.:/:.:.:.:.:.;′ あの、凄くうれしい
. ｛｛ ヽ::::|:.:..!u く ! i:.::.:./:.:.:.:.:.:.i
i:::::ﾊ:: ヽ､ ヽ-- ′u ./::.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:|
|:::从:::::::介ｏ .ィ {.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
|:::::::|:.:.:.:.|.:.:.:.｀千=====!.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. ﾟ O で、さっきの話の続きな？
O ﾟ ､_幺爻|:.:.:.:.|从:.:.ﾉ ';:.:.:V幺从ｲ爻ﾐ
.彳///|:.:.:.:.!/從 ＼:.＼//////爻
斗///,ﾊ:.:.:.:{/爻￣｀ ´￣ }:.:.:}///////幺
幺////,∧:.:.!/彳 ､ , j／////////爻 私を呼び寄せたというか、
爻///////ヾ!从 ｀Y´ ／爻////////乂 連れてきたというか
. 〃 Y从爻／/ | ヾミ乂从爻.彳
. |:::::://,′ .U ! }iﾊ:ヽ::::::!
.ﾄ､:, i/{ .:i:. ﾉ/!: : ',::ﾉ! そこんとこの理由を聞きたいのだが？
ﾚ::{ {//≧＝====‐..┴..-.===＝≦//ﾉ: : :}ヽ!
|:八: ｀￣i//|￣￣ ´i/i｀￣￣ i//}￣´ : : ﾉ::::!
ト､:ヽ: : :.|//!: : : : : :|/|: : : : : :|//! : :.ｲ⌒ヾ:::|
|ノ::::::｀:::::￣:::´:::γ⌒从爻ー --彳幺ﾐ. }:j
|:::::::::::／＼::::::::::::::::／＼:::::::::::::::::::::爻爻 リ
＿＿＿
／ ＼ ｷﾘｯ
／ ＼ , , ／＼
／ （●） （●） ＼ それは簡単!!
| （__人__） |
＼ ` ⌒ ´ ,／
. /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ 御付き合いしてください!!
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃
| ｀l￣
. | |
＿_
_＿__ ＞.:´:.:.:.:.:.:｀:.＜
´⌒ヽ//＼ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ __
＼//`ー/:.:.:.:./:.:./{:.:.:i:.:.:.:.:.',＿,ィ///＞
乂///:.:.:.:./:.／, |:.:.i!:.:.:i:.:.:}//／ ・・・・・えーと
i.:.:.|:.:.:.:.i/-- ' j:ﾊ{ヽ:.:|:.:.|／
,:.:.:.|:.:.:.:.| ≡ ≡V.:.:.;
/:.:.:.:|:.:.:.:.|, , , , ,i:.:./ それはあれか？
}V､.:.:.:.:|:.:.:.:.| 3 ｨ.:/
乂ーイ/////,|:.:.:.:.| ＞ --＜:.:/_____ .ィ
＞///////|:.:.:.:.|､ ////.:./////乂
､__,.ィ/////////ﾉ!:.:.:.:|ー{///:.:////////`ーァ 魔王仲間として？
＞///////／ |:.ﾊ:.:! ´ ∨:／////////／
乂//////／ j/ }/ }:.{ V///////ヽ
//////!. У j/ ∨//////∧
⌒////ヾﾐ=-- ..､/ }//////{⌒ﾞ お互いのなんというか、
.{/ |:{: {{: : : : :｀ヾｆ==＝＝ =彡i/////ﾄヾ 情報交換とか？
|::. :i!: : : : : :{{: : : : : : : :}}: :. ﾊ///,人
i:::ヾ: : : : : :人: : : : : : 〃: /::::::/
}:::::::｀i ¨¨´芥.＞==- '-彡:::::::′
i::::::::::|: : : :ﾑﾑ: : : : }}: :/:::::::::i
|::::::::::|: : : : :||: : : : :ﾘ: ,::::::::::::;
i:::::::::::!: : : :.:||: : : :/: :.{::::::::::/
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ , , ／＼ ＮＯ！！
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ |r┬-| ,／ 『男と女』としてですお!!
, -‐ (_).ヽ`ー'´ ｨヽ
ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と) i やる夫は、そのために根暗乃未婚の邪神と契約しました!!
￣`ヽ | l
:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.::.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:＼ ／//＞
:.:.:.::.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:..:.,:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:＼＿＿ノ///{
.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:./:.:.:.:.:,:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|､:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.∨//////,′
.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:./:.::.:.:./: : : / ∨:.:.:.:.:.:.:.:.| ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:∨///／ はぁ!?
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:/.:.:.:.:./.:.:.:.:/ _ノ:.:.:.:.:.:.:.:.! ＼:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.i¨´
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|./.:.:.:.:.:/--／一 |: : : : : :':/ ー-＼:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.／ }: : : :.// ＼:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.::! なんだそれ!?
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.／=＝＝＝=ﾐ: :.／/ r. =＝＝ﾐ,:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ,ィ´ } } / {{ }}|:.:.:.:.:.:.:.:.:| なんだそれ!?
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ _{{_ // 乂＿＿,.ﾉﾉ|:.:.:.:.:.:.:.:.:!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:/´ ｀ヽ＝＝＝ ´´ ｀￣ とつ::.:.:.:.:i:.:.:.|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.乂＿,..-' ',.:.:.:.:.|:.:.:.! っていうか、そんなことのために、
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ / / / / / / / ∨:.:.|.:.:.: 魔神と契約!?
.:.:.:.:.:{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| }:.:.:|:.:.:.|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| , - ､__,.-―-‐ '⌒ヽ 人:.:|:.:.:.|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| { , - ￣ ｀ ー ' イ::.:.:.:.:|:.:.:.| ってことは、これ、回避不可イベント!?
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､_ ＼ いやいやいや、それはない、それはない
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u |
r､ r､＼ ｀ ⌒´ ,／ 邪神の力を傘に着て、とかそんなことはないですお
ヽヾ 三 |:l1 > ー‐ ヘ
＼>ヽ/ |｀ ｝ ヽ
ﾍ lノ `'ｿ ｲ | | そういうこと望むんなら、
/´ / ./ | | | 『対等にしたいから敬語は止して』とか、
＼. ｨ_ノ .| | | そんなこと言わないですし
| | |
- ―― ――-.....
´.:.:.:.:.:.:.:..ﾐ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
＿＿ ／.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＿＿
＼//＼ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ／//／ ・・・・・・という事は、
}///乂__/..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:__',__ノ///{ 私の気持ちが最優先？
∨/////:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /|.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.i/////////
∨///.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:/ :|.:.:.:.:.:.|ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:';.:.:.:.:.:.:.:.:|{//////／
｀¨/.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:/ N:.:.:.:.:| ＼.:.:.:.:.:.:.:V:.:.:.:.:.:.:.!:｀¨:.:i¨´ 『付き合ってる人がいるからごめんなさい』
ﾚｲ.:.:.:.:.:.:.:j!:.:/ ヽ:. ゝ! ＼.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
|.:.:.:.:.:.:.:|ｦ ― - _ ＼:.j - ― 弋.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.! とかも通る？
＿ ＿＿ r ､. |.:.:.:.:.:.:.:l弌＝.ｧ .=ｬ＝弌ｧヽi:.: :.:.:.:.:|:.:.:.:.:.!
/ ／ ／ { ＼ . !.:.:.:.:.:N 弋l!ソ 弋li!ｿ /:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:| , ―ｧ'‐ｧ―( ヽ
/ ／ ﾊ V .N.:.:.:.:| し/:.l.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:!/ / / ヽ ＼
.ー ゝ‐ ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ヽ- /_ /__ ノ ー‐
＿＿
〃´￣`ヽｰ―＜
{ ∨ ‘ ＜
{ }} ＞-- ､ ‘＜
.ゞ . ＿＿ﾉｨ´ } ＼ とおる・・・・・・
￣￣ _ﾉー‐=. ＼
￣￣ ヽ: : ＞ ＼ _.
‘，: : : ＞.､.ヽ
＿ }: : : : : : : : ＼＼ 通っちゃうんだな、これが・・・・・・
／ ⌒ ヽ |=ミ : : : : : : :ﾊ ‘.,
〃 ‘，､＿ _ ノ ＼: : : : : :} |‐- _
{{ ∨ }⌒ヽﾉ | ‐-
|| ∨ | | } ＞ ， すいません、そりゃそうですおねー
|| }} ! ! ,.ｲ ’ ，
弋 || .| | |
‘， ﾘ .| | | 紅玉さん、そんな美人でオパーイ大きくて
ヾ / | | ﾉ
≧==彡 .| | ｲ 男がいないわけないですおねー
j .ﾉ
／{
／//
,､...-=＝=-:::::_::::...､、}///!
.＞'⌒´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:／////
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ////:.ヽ、
/.:.:.:.:.:.:.:./:::::i.:.:.:.:',.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.∨.:.:.:.:.:.',
./:.:.:.:.:.:!:.:.:{:.:.:.:lヽ:.:.:.ヽ、::.＼:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:.:.:.,
i::::::!::::::l.:.:.ﾊ:.:.:.ト､＼乂!ヾ:::∧.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.: あ、いや、そうではない!!
,.イ/ヽ＿,,..≦l::::::!::::::l乂ハ:.:.ヾﾍ才云心ﾍﾘ:.:.:.:.:.:.iﾍ.:.:.:.:l } ｝
'⌒`＜/////,:l:.:.:.|.:.:.:.iｨんﾊ＼ヽ 弋j孑'" |:.:.:.:.:.:|､}.:.:.:..!
｀''ー- '∨ﾍ:.:.::ﾍ弋,ﾀ） /////// |.:.:.:.:.:.ﾚ′.:.:i 別に、『今男がいる』という訳ではない!!
.∨ﾍ:.:.＼//ヽ _＿, !j｜:.:.:.:/:.:.:.:.:.;′
. ｛｛ ヽ::::|:.:..!u く ! i:.::.:./:.:.:.:.:.:.i
i:::::ﾊ:: ヽ､ ヽ-- ′u ./::.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:|
|:::从:::::::介ｏ .ィ {.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.! あくまでものの例えなのだ!!
|:::::::|:.:.:.:.|.:.:.:.｀千=====!.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. ﾟ O
O ﾟ ､_幺爻|:.:.:.:.|从:.:.ﾉ ';:.:.:V幺从ｲ爻ﾐ
.彳///|:.:.:.:.!/從 ＼:.＼//////爻
斗///,ﾊ:.:.:.:{/爻￣｀ ´￣ }:.:.:}///////幺
幺////,∧:.:.!/彳 ､ , j／////////爻
爻///////ヾ!从 ｀Y´ ／爻////////乂
. 〃 Y从爻／/ | ヾミ乂从爻.彳
. |:::::://,′ .U ! }iﾊ:ヽ::::::!
.ﾄ､:, i/{ .:i:. ﾉ/!: : ',::ﾉ!
ﾚ::{ {//≧＝====‐..┴..-.===＝≦//ﾉ: : :}ヽ!
＿＿＿_
／ ＼ マジで!?
／ ＼ ／ ＼
／ fてﾊ` ｨて刀 ::＼ 紅玉さん、今フリー!?
| （__人__） :::::::::::|
＼ `^´ :::::::／
／ ー‐ ＼
＿＿＿
＞.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:.＜
___ ／:.／:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ＿
＜///｀ヽ,,＿/_:._/:.:..:.:/:.:.:ﾊ:::.:.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:,-- ､＿,.ィ///／
`''＜////////:.:.:.:/:.:.:., ';:.:.:.:.ﾄ,:.:.:.:.:.',:.:∨//////／
＼////i!::.:.:.:i:.:／ ヽ:.:.:.',ヽ:.:.:.:.i:.:.:∨///／ フ、フリーに決まってる!!
.｀j:.:.:.|:.:.:.:.|/-― ^' ＼ﾄ{ｰ子-|:.:.:.:}￣ ´
,:.:.:.:|:.:.:.:.| ,ｨ==ミ ｨ=ミ、{:.:.:.:.|
/:.:.:.:.|:.:.:r つ , (_つ:.:.! だって、これを見ろ!!
、＿ /:.:.:.}ヽﾄ､:.:.|//// ///!:.:.:.;
＞//｀ヽi///＼/} / `ー ﾍ .ｲ:.:.:i
乂＿ノ/////////////レｲ乂 , --､ﾉイ:.:.:.:.:.| こ、こここ、この二の腕!!
＼////////////////＜≧=-- ＜===ー.┴ ､
ゝ/////////////////｀ヾ: : : ＼::::／: : : ＼:::＞=､- ..,,__ }ヽ／{ ﾉi
／//////////////////（⌒: : : : ／＼: : : ／::::ヽ: : :ノ＜: : : `ソ//}'/ﾚ'/ﾉ , -‐ｧ こんなたぷたぷなのだぞ？
'⌒i/////////////////／:::::＼／:::::::::::｀¨´:::::::::::::::::::::::::::::ー.::::ヽ/////く-―' 厂ヽ
|////////////////乂::::::::;::::::::::::::::＞- ､-- ､::::::::::::::::::::::::::::::〉/////ﾊ __,イ⌒ ´
ﾉ///////////////i⌒ ﾉi∨:/:::::::／ ＼ ｀ヽ￣￣￣ ///////ﾄ!_ノ これでは、男なんて
／イ///////////////ト〈 .{. Ⅵ_..ィ ', ', .{/i///ﾊ/| 捕まえられる訳がない!!
j／}//ﾊ/////i＼{: : :_.ﾊ ､ ヽ} i≦三三三三i三三ミi
／ .j// }/､/|ヾ!: : : : i ｀ }: : ノi }}: : : : }/!: : : }}:i
/／ |::::::::.､: : : : : : ､ /{／/i ﾘィ : : //: : : /::;
.|:::::::::::ヽ: : : : : :＼ /ﾚ'///／//:_:_//: : :..ｲ.:/
.|::::::::::::::ﾊミ三三 ＞////////く::::::::｀¨¨ヽ:::::!
.|:::::::::::::::∧: : : : : : :.jイ/////{:::::::::::::::::::::::::∨
.|::::::::::::::::::::. : : : : : : : :j/i,//ﾊ乂::::::::::::::::::::::::}
.|:::::::::::::::::::::', : : : : : : : |:::|: : : : :.|::ﾄ ,;::::::::::::ノ
.|::::::::::::::::::::::} : : : : : : : !:::!: : : : :.|::|: :i ￣ ´
.|::::::::::::::::::::/_:_:_:_: : : :/::/: : : : : |::|: :|
,::::::::::::::::::/::::::::::::::＼/::/: : : : : : |::!: :!
/::::::::::::::::/: : : : : : ＼::::＼: : : : : ﾉ::ﾚ.ﾍ
＿＿＿_
／ ＼ 大丈夫!!
／ ＼ ／ ＼
／ fてﾊ` ｨて刀 ::＼ そういうの好きな男は結構います!!
| （__人__） :::::::::::|
＼ `^´ :::::::／
／ ー‐ ＼
:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.::.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:＼ ／//＞
:.:.:.::.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:..:.,:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:＼＿＿ノ///{
.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:./:.:.:.:.:,:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|､:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.∨//////,′
.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:./:.::.:.:./: : : / ∨:.:.:.:.:.:.:.:.| ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:∨///／
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:/.:.:.:.:./.:.:.:.:/ _ノ:.:.:.:.:.:.:.:.! ＼:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.i¨´ 下手な慰めはいらん!!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|./.:.:.:.:.:/--／一 |: : : : : :':/ ー-＼:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.／ }: : : :.// ＼:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.::!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.／=＝＝＝=ﾐ: :.／/ r. =＝＝ﾐ,:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:| そんな男がいるなら、
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ,ィ´ } } / {{ }}|:.:.:.:.:.:.:.:.:| なんで私はこう・・・・・・
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ _{{_ // 乂＿＿,.ﾉﾉ|:.:.:.:.:.:.:.:.:!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:/´ ｀ヽ＝＝＝ ´´ ｀￣ とつ::.:.:.:.:i:.:.:.|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.乂＿,..-' ',.:.:.:.:.|:.:.:.! 青春が灰色なんだ!?
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ / / / / / / / ∨:.:.|.:.:.:
.:.:.:.:.:{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| }:.:.:|:.:.:.|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| , - ､__,.-―-‐ '⌒ヽ 人:.:|:.:.:.|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| { , - ￣ ｀ ー ' イ::.:.:.:.:|:.:.:.|
＿＿＿_
／ ＼ それは、『魔王』なんて名乗ってるからじゃないっすかねえ？
／ ＼ ／ ＼
／u. fてﾊ` ｨて刀 ::＼ 実際、やる夫もそこいらへんで驚いて、
| （__人__） :::::::::::| 同じ土俵に上がるまで悶々としてたわけですし
＼ `^´ :::::::／
／ ー‐ ＼
＿＿＿
＞.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.＜
ト､_ ／:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ _,, イi
∨//≧=- _ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_,,.. --―≦/////
∨///////≧=='--/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:..:.:､:.:.:.::.:.:.:i.////////////// ・・・・・・そうなのか？
＼////////////:.:.:./::.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ:.:.:､:.:.V//////////／
｀ﾞ''＜///////:.:.:./:.:/:.:.:.::,i!:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.',:.:.',:.:.∨/////＞ ´
`''＜//:.:.:.;.:.:./:.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:ﾄ.:.:.:.:.:.:.:',:.:i:.:.:.∨＞''ﾞ´
,:.:.i:.:.:.:.i:.:.;:.:.:.／ ';.:.:.:.:.i ヽ:.:.:.:.:..Ⅵ:.:.:.:.|:.:.', 肩書きというか、二つ名の方が問題だったのか？
i:.:.|:.:.:.:.|:.:|:.X＿ノ ';.:.ﾄ､iｰ-＼-:':.:.:!:.:.:.:.i:.:.:i
|:.:.|:.:.:.:.|:.:i/ｨf==ミ､ ヾ! .ｨr==ミ､.|:.:.:.:.|:.:.:|
|:.:.|:.:.:.:.|:.`《 iJ伝ﾘ J伝ﾘ》 |:.:._r-v-､ 私のこの、駄肉は関係ない？
|:_r-iヽ:!:.:.| ,, ｀¨´ ＿＿＿｀¨´,,, ノ~） } } i､
_.r〈. ', 乂i＞ ''"´￣ ￣ ｀ﾞ''＜{ ﾉ / / ﾉ
,ﾊヽヽ_ﾄ _j ｀^-'-' ＞ｘ つまめる二の腕も、この重くてしょうがない乳も？
x＜ ｀^′ ＞ｘ
／ ＼
__＿＿
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ 問題ない!!
／ （●）i!i!（●） ＼
| u , （__人__） | っていうか、その素晴らしいおぱーいを駄肉とか!!
＼ .｀⌒´ 〆ヽ
/ ヾ_ノ そんなこと言うやつは、やる夫が許しません!!
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | / 紅玉様最高、何もかも含めて、大好きです、
ヽヽ〆| .| ぜひお付き合いしてください!!
／{
／//
,､...-=＝=-:::::_::::...､、}///!
.＞'⌒´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:／////
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ////:.ヽ、
/.:.:.:.:.:.:.:./:::::i.:.:.:.:',.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.∨.:.:.:.:.:.',
./:.:.:.:.:.:!:.:.:{:.:.:.:lヽ:.:.:.ヽ、::.＼:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:.:.:.,
i::::::!::::::l.:.:.ﾊ:.:.:.ト､＼乂!ヾ:::∧.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.: そ、そこまで言うなら
,.イ/ヽ＿,,..≦l::::::!::::::l乂ハ:.:.ヾﾍ才云心ﾍﾘ:.:.:.:.:.:.iﾍ.:.:.:.:l } ｝
'⌒`＜/////,:l:.:.:.|.:.:.:.iｨんﾊ＼ヽ 弋j孑'" |:.:.:.:.:.:|､}.:.:.:..!
｀''ー- '∨ﾍ:.:.::ﾍ弋,ﾀ） /////// |.:.:.:.:.:.ﾚ′.:.:i
.∨ﾍ:.:.＼//ヽ _＿, !j｜:.:.:.:/:.:.:.:.:.;′ 断るのもあれだな、
. ｛｛ ヽ::::|:.:..!u く ! i:.::.:./:.:.:.:.:.:.i 情が無さすぎるという物だな
i:::::ﾊ:: ヽ､ ヽ-- ′u ./::.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:|
|:::从:::::::介ｏ .ィ {.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
|:::::::|:.:.:.:.|.:.:.:.｀千=====!.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. ﾟ O
O ﾟ ､_幺爻|:.:.:.:.|从:.:.ﾉ ';:.:.:V幺从ｲ爻ﾐ しかしなんだな、
.彳///|:.:.:.:.!/從 ＼:.＼//////爻 そなた、それだけ情熱的な物言いができるなら
斗///,ﾊ:.:.:.:{/爻￣｀ ´￣ }:.:.:}///////幺
幺////,∧:.:.!/彳 ､ , j／////////爻
爻///////ヾ!从 ｀Y´ ／爻////////乂
. 〃 Y从爻／/ | ヾミ乂从爻.彳 魔神との契約、必要なかったのではないか？
. |:::::://,′ .U ! }iﾊ:ヽ::::::!
.ﾄ､:, i/{ .:i:. ﾉ/!: : ',::ﾉ!
ﾚ::{ {//≧＝====‐..┴..-.===＝≦//ﾉ: : :}ヽ!
|:八: ｀￣i//|￣￣ ´i/i｀￣￣ i//}￣´ : : ﾉ::::!
ト､:ヽ: : :.|//!: : : : : :|/|: : : : : :|//! : :.ｲ⌒ヾ:::|
|ノ::::::｀:::::￣:::´:::γ⌒从爻ー --彳幺ﾐ. }:j
|:::::::::::／＼::::::::::::::::／＼:::::::::::::::::::::爻爻 リ
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､_ ＼ いやいや、さすがにそうはいきませんお
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u |
r､ r､＼ ｀ ⌒´ ,／ これはあくまで『案ずるより産むがやすし』って奴でして
ヽヾ 三 |:l1 > ー‐ ヘ
＼>ヽ/ |｀ ｝ ヽ
ﾍ lノ `'ｿ ｲ | | 実際にお話する前は、
/´ / ./ | | | やる夫は紅玉様のこと、
＼. ｨ_ノ .| | | どんな事をもくろんで魔王になったのかとか、
| | | 結構考え込んで・・・・・・
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_.＼ ってか、本気でなんで『魔王』になったんすかね？
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／ よろしければ、そこのところ教えていただけますか？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿
.イ: : : : : : :｀ .､
＜≧ｘ,,_／_:./: : /: i: : : :.ヽ:＼
｀ ＜////: : :': :ハ: : : : :',: : ',xイ}
i｀ー}: : :ﾚ/＿ﾏ: : : :ﾊ: : }__ノ
i: : : }: : :ｔ━ｫｧ ＼ ＼} : } ・・・・・・権力を保証する力がな
!: : :.}: : :! , ^¨/:イ
i: : : }: : :! }: :.|
从ｰ^^"" }: : :! 3 ,ｲ: :.i
､ミ }: : :! о｡ __ イ: : : :!从从､ 欲しかったのだ
ブ }: : :!＝=={ .!: : : ; 彡,
ｲ }: : :!､ ｒ‐从 j: : :.; ｲ,
7 }: : :! i: : :; 彡
} 从从^}: : :ﾘ |: : { 彡
フ 从'// 八 : { .八: :{从 彡
^^ | //＿＿＿_＼､ ｀ﾘ:}| ^从 彡'
. | , └───┬- ﾆﾆ ‐┘}i ﾉ:},,,ミ^
. | {: : :| |! }￣: !‐{: :i
. |八: : ', -‐ |! ‐- __/ : : ﾉ }: :!
. |{ >x､ヽ＿__ｊ!＿＿＿ノ: :イ:{__ﾉ: :i
. |乂_/: !: : } 从､ }:´: :j:/ }: :.;
. |: / '; :.!: :.|! {{|! }} ,: : : i:.! ﾉ: :;
. |: ､ }: !: :.|! }!}!´ /: : : i }‐{: : ;
. |: :}‐{: :!: :.|! |!^ /: : : : |′ }:.;
. |:{´ }:∧: :', .|! /: :xイ´}､_ノ/｀ヽ
. |:.〉-{ ; :＼ ､.j!＿/イｘ ^´.i′}:; ＼
. γ|:′ i; : ／＼i!x´イヽ: : : :i ./:; ヽ ＼
/乂,ｘ,乂／ i!´ }: :乂x乂: :i ﾑ
/ﾐ 彡. i! !:ﾐ 彡:! ﾑ
. / ミ 彡 i! !:ミ 彡:ｊ ﾑ
/ /}从,ｘ,从 j! |: :}^^'''''i : :i ﾑ
. / /: | i i! i: :| !: :.! ﾑ
/ /ｆ^ｙ j i! !:.j ｆ }､! !
. / / ＼ﾉ ﾉ .ﾉ i! !:{ { { {.∨/j !
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ へー
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | なんというか、結構その・・・・・・
＼ ⊂ ヽ∩ <
| | '､＿ ＼ ／ ) 俗っぽい単語が出てきてますな
| |＿＿＼ “ ／
＼ ＿＿＿＼_／ 『権力が欲しかった』とか
′: : : : : : : : : : : : : : : :/: : : : : ::/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.
′: : : : : ::/: : : : : : : : :/: : : : : :/ ', : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : :.
/ : : : : : : ::′:: :: :: : : ::/: : : : :／ ', : : : : : :ﾄ, : : : : : : : : : : :: : ::l
′: : : : : : :′: : : : : : :/: : : ／ ∨: : : : :| V: : : : : : ', : : : :: ::| いや、『権力』自体はなんというかなあ
': : : : : : : :,' : : : : : : : :′:／斗-──-', : : :ﾄ | ＼: : : : : }: : : : : :|
′:: : : : : ::|: : : : : : : : ,'／´ ＿＿__ V: ::|V X: : : :|:: :: :: :::|
′: : : : : : :|: : : : : : : ::ﾚ' x≦=≠ﾐ、 ﾍ: :| /---ヽ: ::|: : : :/::′ 私が辺境伯の跡取りだったもので、
l: : : : : : : : :|: : : : : : : ::| /ん_) ハ ∨ 'x斥癶 ∨: : :/:/ 自然に転がり込んできたのだ
|:: :: :: :: : : ::|: : : : : : : ::| 弋 ﾟ ﾉ ん｡ ;} 〉 〉: /´
|:: :: :: :: : : ::|: : : : : : : ::| ｀ ´ 乂シ /:イ
..: : : : : : : : ::|: : : : : : : ::| l ,′:| だが、辺境の政治というのはな
,′: : : : : : : ::|: : : : : : : ::| ∧: ::!
,′:: :: : : : : : ::|: : : : : : : ::| ∧: : :| 肩書きだけでは回らんのだよ
,′: : : : : : : : : ;',:: :: :: :: :: :| ∧::::: ::|
,′: : : : : : : : : : ::',:: :: :: :: :::|＼ ､ つ ／: : : : ::| 隣国、蛮族、野生動物
/: : : : : : : : : : : : : ::, : : : : : :|i; > 、 イ: : : : : : : :|
,′: : : : : : : : : : : : :∧: : : :: ::|:l ＞ ＜: : : : |:: :: :: :: ::| そして何よりも、中央からの干渉
/ : : : : : : : : : : : : : : ::∧::: :: :::|:i!ｰ｀7-ｰｧ__,｀ ｰｲ:: :: :: :: :: ::|:: :: :: :: ::|
,′: : : : : : : : : : : : : :: :::∧: : : :|:∧ ー--' ノ/二７}: : :: :: :: ::|:: :: :: :: ::| 私が男ならともかく、
/: : : : : : : : : : : : : : : :: :: ::∧::: ::|: :∧ T´ ]::: :: :: ::: :::|:: :: :: :: ::| 女だったもので余計に、な
＿＿＿_
／ u ＼ そんで、魔王になった？
／ ／ ＼＼
／ し （○） （○） ＼ 言っちゃあなんですが、もっとこう・・・・・・
| ∪ （__人__） J |
＼ u ｀⌒´ ／ 穏当な方法もあったんじゃないすかね？
＿＿＿
＞.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.＜
ト､_ ／:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ _,, イi
∨//≧=- _ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_,,.. --―≦///// ・・・・・・その場合の『穏当な庇護』をうけると
∨///////≧=='--/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:..:.:､:.:.:.::.:.:.:i.//////////////
＼////////////:.:.:./::.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ:.:.:､:.:.V//////////／
｀ﾞ''＜///////:.:.:./:.:/:.:.:.::,i!:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.',:.:.',:.:.∨/////＞ ´ 自動的に、私が婿を迎えるという事になる
`''＜//:.:.:.;.:.:./:.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:ﾄ.:.:.:.:.:.:.:',:.:i:.:.:.∨＞''ﾞ´
,:.:.i:.:.:.:.i:.:.;:.:.:.／ ';.:.:.:.:.i ヽ:.:.:.:.:..Ⅵ:.:.:.:.|:.:.',
i:.:.|:.:.:.:.|:.:|:.X＿ノ ';.:.ﾄ､iｰ-＼-:':.:.:!:.:.:.:.i:.:.:i
|:.:.|:.:.:.:.|:.:i/ｨf==ミ､ ヾ! .ｨr==ミ､.|:.:.:.:.|:.:.:| それでは、なんというか・・・・・・
|:.:.|:.:.:.:.|:.`《 iJ伝ﾘ J伝ﾘ》 |:.:._r-v-､
|:_r-iヽ:!:.:.| ,, ｀¨´ ＿＿＿｀¨´,,, ノ~） } } i､
_.r〈. ', 乂i＞ ''"´￣ ￣ ｀ﾞ''＜{ ﾉ / / ﾉ 私のやりたいことというか、
,ﾊヽヽ_ﾄ _j ｀^-'-' ＞ｘ 試したいことができんのだ
x＜ ｀^′ ＞ｘ
／ ＼
＿＿＿_ ━┓
／ ＼ ┏┛
／ ＼ ,＿＼. ・ 試したいこと？
／ （●）゛ （●） ＼
| ∪ （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／ ってなんですかお？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿
___ ＞.:´.:.:.:.:.:／:.:.:.＞...､
｀マミー- ､__/:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.｀:.＜
/:.:.ヽ//////ヽ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ 政治改革というやつだな
/:.:.:.:.:.:∨////ﾉ|:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.',
,:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧=≦.:i:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.i
,:.:.:.:.:!:.:.:.:!.:.:.:.;.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.|:.:./:.:./ }:.:.:.:.} 本来ならば、国王レベルで手がける、
|:.:.:.:.;:.:.:/:.:.:./:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:／- ﾘ:.:.:/ しかも長い時間をかけることだが
|:.:.:/:.:./:.:.:./:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.|／ ／j／
|:.:/:.:./:.:.:./:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.| ﾏ=z 乂 私の領地の中だけの話なら、
,:./:.:/:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:! / 必要な権力は私の爵位だけで済み、
从幺斗爻ﾀﾞﾆｸ从ミ:.:.:.:.:.:.| ___ ′ 結果が出るまでの時間もそうそうかからん
､_爻//////////////爻ｨ:.:.:! ー/
乂//////////////////ﾚ:.:!＿ ｨ.､
炎///////////////////く:.{:.:.:.:.{//爻 が、それは古い体制を少なからず破壊し、
ｲ////////////////////乂 ､:.:.:.V//从 既得権益を雲散霧消させることにもつながる
/}/////////////////////爻 ＼:.:.＼//ﾐ
,:.:.从///////////////////个 r≦三ミ￣ '' ＜
,:.:.:.爻///////从爻: ｀ヽ从//从::＼ー- ､ ＞爻ｲ 『夫』を迎えた場合、
{:.:.:.:.ﾙ///////{: : : : : : :}:::::!爻: :ヽ::::＼ ＿｀'' ＜ 爻////ミ そこいらに理解を示してくれる人間だとは限らん
!:.:.:.:.:ﾚﾍ爻从V:::.､: : : :/::::::i: : : : : :＼::::::::::::::::::::::::＼////,ﾐ
';.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧::::::::::::＼/::::::::::|: : : : : : : :.ー-==t=r .: : ',∨从
ヽﾄ}:.:.',:.:.:.:∧::::::::::::|: :＼::::::!: : : : : : : : : : : : : :}::}: : : :}:}: : i というか、『庇護』を与えられるような身分の人間だと、
!:.:.',:.:.:.:.:ﾊ:::::::::::i: : : :ヽ:::i!: : : : : : : : : : : : :.|::|: : : :ﾘ､: :| まず間違いなく『既得権益』の守り手になるだろう
|:.:.:.',.:.:.:.:∧::::::::{: : : : :|::::',: : : : : : : : : : : :/::/: : :/:::::::::{
j/}:.:ﾊ:.:.::i:∧:::::::ヽ: : : !:::::',ミ:.､: : : : : : ／／: :イ::::::::/ ! だから、私にはそういうものに縛られない力が必要であって、
j/ ＼{:.∧::::::::::＼/:::::::ヽ: :≧===≦r''i:´:::::::::::::〈 : ; 私は魔導書『喪具波の書』の魔神と契約したのだ
ﾊ::::::::::::{: : :＼:::＼: : : |::|: : ! {:::::::::::::::::::ヽ!
__,, ,,__
_,斗ヤ⌒ ￣⌒ ''ｰ-
／ U J
/ ,《ﾐ､ ‐- ,,_ _,, -‐
/ 三｛{ }｝ ￣ u
| 三三 ヾ彳 ／⌒ヽ
| 三三三= ） ・・・・・・はぁ
| 三三三二＝ ――〈
| 三三 ,.《ﾐ、 ） そんな立派なご理由がおありでしたか
i 三｛{ }｝ U ＼___ノ
. .-‐. . ―. .´＼＿
__ ｀ヽ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀. __
＜///＼ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.}:.:.:.:.＼:.:.:.:.|-‐ ／//＞
＼///ー:l:..:.:l:.::.:.:/ ';.:.:.:|＼:.:.:.:.',:.:.:.|-‐'//／ な、なんだ、どうした!?
＼///|:.:.:|:.／ニ ';.:.:.!ｲ｀ニ､:.|:.:.:|//／
. ＿l:.:.:.:|:.:.:ﾚ てぃ｀ ヾ:.! ´てぃヽ:.:.|¨´
´ l.:.:.:.:!::.:.!弋zﾘ 弋zﾘ } |:.:.| なんでそんな、ダメージ受けてるんだ!?
l:.:.:.:.|.:.:.|（_） (_) !:.:|
l:.:.:.:.|:.:.:.! /￣￣￣| |:.:|
. l:.:.:.:.:|:.:.:| | | /:.:.! /^!
/.:.:.:./|:.:.:| |＿＿＿_| ／|:.:.:| ./ /_＿__ 今の話のどこに、そんな要素がある!?
/:.:.:.:/:.:|:.:.:|≧/^'´｀^ヽ―＜从.|:.:.:|＿幺/ l l l
. /:.:.:.:///l:.:.:|/,〈 | ミ//,|:.:.|::::::爻 _ 〉j_j_j
/:.:.:.:/::ﾐ/,l::.:.|/ﾐ ＼ / 爻//|:.:.|:::::::斗ヽ_jー―'
/:.:.:.:/:.:.ﾐ//l:.:.|/ﾐ 爻幺爻. i 幺从l:.:.|￣ 从斗 あれか、私の目的が余りにも
/:.:.:.:.:.:.:.:.ｲ爻|:.:|从 從爻從=|=-=彡:!|:.:.| 予想外にくだらないとかか!?
. /イ::.:.:.:.:.:.:.:.|::::|ﾊ|: : { .':::〈〉:l : :| : : : : ﾉ|ﾊﾘ
|:.:∧:.::l:.:.:|::〈〉乂_/:::〈〉:::;:=个=-≦:.:.:.|
V ＼!:.:.|ﾍ::::::::,/:::〈〉::::' : : : : |:.:.:.:.:.ﾊ! でも、あのな、私も考えに考えた末でのことで・・・・・・
ヽ:!: : ＼:::::〈〉:::/: : : : :.:|／|/
|: : : : :＼___/: : : : : : |
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼ ちゃうねん!!
／ oﾟ⌒ ⌒ﾟo ＼
| （__人__） | 下らんとかとんでもない、逆逆!!
＼ ｀ ⌒´ ／
> / ）ヽ <
( ＼ ／ __ﾊ ） ／ ) なんというか、他人のためにそんな、
＼ ﾞ ／ヽ ﾞ ／ 身体張れるとか尊敬しますお!!
＼_／ ＼_／
＿＿＿
＞.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.＜ そ、そう言われると、あの、照れる
ト､_ ／:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ _,, イi
∨//≧=- _ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_,,.. --―≦/////
∨///////≧=='--/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:..:.:､:.:.:.::.:.:.:i.////////////// それに、当時はホントに思いつめていたが
＼////////////:.:.:./::.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ:.:.:､:.:.V//////////／
｀ﾞ''＜///////:.:.:./:.:/:.:.:.::,i!:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.',:.:.',:.:.∨/////＞ ´
`''＜//:.:.:.;.:.:./:.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:ﾄ.:.:.:.:.:.:.:',:.:i:.:.:.∨＞''ﾞ´ いま振り返ると、
,:.:.i:.:.:.:.i:.:.;:.:.:.／ ';.:.:.:.:.i ヽ:.:.:.:.:..Ⅵ:.:.:.:.|:.:.', 『政治改革』ってのはな
i:.:.|:.:.:.:.|:.:|:.X＿ノ ';.:.ﾄ､iｰ-＼-:':.:.:!:.:.:.:.i:.:.:i
|:.:.|:.:.:.:.|:.:i/ｨf==ミ､ ヾ! .ｨr==ミ､.|:.:.:.:.|:.:.:|
|:.:.|:.:.:.:.|:.`《 iJ伝ﾘ ///// J伝ﾘ》 |:.:._r-v-､ 失敗した場合のリスクがシャレにならん
|:_r-iヽ:!:.:.| ,, ｀¨´ ＿＿＿｀¨´,,, ノ~） } } i､
_.r〈. ', 乂i＞ ''"´￣ ￣ ｀ﾞ''＜{ ﾉ / / ﾉ それを止めようとするのを、
,ﾊヽヽ_ﾄ _j ｀^-'-' ＞ｘ 一概に『頭が固い』と非難するわけにもいかん
x＜ ｀^′ ＞ｘ
／ ＼ そういうこともだんだんわかってきていてな？
━┓
┏┛ ⌒
・ ＿＿_⌒
／ ― 乂＿＿＿_ ━┓
／ノ (●／ ― ＼ ┏┛ でも、成功してますおね？
. ｜ (●) | (●) ヽ＼ ・
. ｜ （__ﾉl （⌒ (●) | 紅玉様の領地、税は安い
. │ 〉 ￣ヽ__） | 兵士は無駄に威張ってない、裁判は公正、
＼＿＿／´ _＿_／ 物価も辺境にしては安価だって
/| ヽ
| | | 偉い評判ですし
＿＿ ＿＿＿
.ィ//////ヽ ＞.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.＜ ,.. - ― -.､
´￣￣｀ヽ///＼ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼＿_,,.ｨ/////＞=- ミ､
＼///:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:./////////／
∨:.:.:.i:.:.:.:.:{:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:',:.:.{///////./ まあそこはそれ、ひそかな自慢だな
/:.:.':.:.:{:.:.:.:.:､:.:.:.:ヽ:.:.＼i:.:.:.:.:i:.:乂///＞''
/:.:.:i:.:.:ハ:.:.:.:.:ト､:.:.:.＼:.:}:.:.:.:.:|:.:.:.:.',:.:.:.:.}
,:.:.:.:.|:.:.'-‐ヽ:.:.:.',-＼‐:.:.:.|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:i:.:.:.:.:､ 何も知らん小娘が、
i:|:.:.:.|:.:ﾄ.,ｨ弍ﾐ､:.! ィf沁､|:.:.:.:.:!:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:ヽ 勢いだけで振った賽子は、
{:{:.:.:.|:.:.《 ゞｿ ヾ ﾏ沙 》:.:.:.:.!:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:＼ 最上の目・・・・・・
|:.､:.:.|:.:.:.} , , ' , , , ﾉ:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:}ヽ _ﾉヽ:.:.:.＼
乂!:.:|:.:.:ﾊ ｲ:.:.:i:.:./ﾚﾚj////}//}/{:.:.:.:.､
ﾙｲ/.|:.:.|:.:.:|/ヽ ｀ ´ .イ|:.:.:{∨////////////ﾚi:.:.:.:ヽ とまでは言わんが、
_ト､{////|:.:.|:.:.:!///＞- ＜ __jヽi///////////////,レ:.:.:.:.:､ まずまずの目が出たわけで
乂//////|:.:.!:.:.:|///////}三.ﾄ///////////////////〈:.:.:.:.:.:.＼
､_＞//////,j:.:.:.:.:.///＞''"´ __{////////////////////.ﾄ:.:.:.:.:.:.:.:.:.
ゝ///////,:.:.:.://／ ｀ヽ ＞///////／ヽ{∧///////人:.:.:.:.:.:.:.::. 今は胸をなでおろしとる
__{////////:.:.ノ／ "´ ヽ//////{::::/: : : : :';:ヽﾄ/////ﾐ.:.:.:.:.:.:.::
ゞ/////／＞''" jｲ////.ﾊ::〈: : : : : :〉::i/////ﾊ{.:.:.:.:.:.:.:.:
＞ ´ _ソ ﾚ!///,ﾄ{:::::',: : :／:::;'////{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 官僚組織もようやっと機能し始めて
´ ,..: ´ j/ﾍ/|:::::::::ﾉｲ:::::::://／ﾄ｛.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::
／ ／ }/!:::::／: : }:::::/｀ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
＿_
_＿__ ＞.:´:.:.:.:.:.:｀:.＜
´⌒ヽ//＼ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ __
＼//`ー/:.:.:.:./:.:./{:.:.:i:.:.:.:.:.',＿,ィ///＞
乂///:.:.:.:./:.／, |:.:.i!:.:.:i:.:.:}//／
i.:.:.|:.:.:.:.i/-- ' j:ﾊ{ヽ:.:|:.:.|／
,:.:.:.|:.:.:.:.| ≡ ≡V.:.:.; ・・・・・組織が機能し始めて、
/:.:.:.:|:.:.:.:.|, , , , ,i:.:./ 奴ら妙な自信をつけおった
}V､.:.:.:.:|:.:.:.:.| 3 ｨ.:/
乂ーイ/////,|:.:.:.:.| ＞ --＜:.:/_____ .ィ
＞///////|:.:.:.:.|､ ////.:./////乂
､__,.ィ/////////ﾉ!:.:.:.:|ー{///:.:////////`ーァ 私に対して、
＞///////／ |:.ﾊ:.:! ´ ∨:／////////／ 色々言ってくるのがうるさくてかなわん
乂//////／ j/ }/ }:.{ V///////ヽ
//////!. У j/ ∨//////∧
⌒////ヾﾐ=-- ..､/ }//////{⌒ﾞ
.{/ |:{: {{: : : : :｀ヾｆ==＝＝ =彡i/////ﾄヾ
＿＿＿_
／ u ＼ 政治形態というか、行政に関しての意見ですかお？
／ ／ ＼＼
／ し （○） （○） ＼ そこいらはきちんと耳を傾けておいた方がよくないですかお？
| ∪ （__人__） J |
＼ u ｀⌒´ ／ そこ等へん聞く耳持たないとかいいますと、それこそそこいらの貴族と変わらん・・・・・・
. .-‐. . ―. .´＼＿
__ ｀ヽ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀. __
＜///＼ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.}:.:.:.:.＼:.:.:.:.|-‐ ／//＞
＼///ー:l:..:.:l:.::.:.:/ ';.:.:.:|＼:.:.:.:.',:.:.:.|-‐'//／ それだったらどんなにましか!!
＼///|:.:.:|:.／ニ ';.:.:.!ｲ｀ニ､:.|:.:.:|//／
. ＿l:.:.:.:|:.:.:ﾚ てぃ｀ ヾ:.! ´てぃヽ:.:.|¨´
´ l.:.:.:.:!::.:.!弋zﾘ 弋zﾘ } |:.:.|
l:.:.:.:.|.:.:.|（_） (_) !:.:| 奴ら、『そろそろ馬車馬のように働くのを辞めろ』
l:.:.:.:.|:.:.:.! /￣￣￣| |:.:| 『良い縁談を紹介してあげましょうか？』
. l:.:.:.:.:|:.:.:| | | /:.:.! /^! 『お家を残すための仕事にも精を出してください』
/.:.:.:./|:.:.:| |＿＿＿_| ／|:.:.:| ./ /_＿__
/:.:.:.:/:.:|:.:.:|≧/^'´｀^ヽ―＜从.|:.:.:|＿幺/ l l l そんなことばっか言ってくる!!
. /:.:.:.:///l:.:.:|/,〈 | ミ//,|:.:.|::::::爻 _ 〉j_j_j
/:.:.:.:/::ﾐ/,l::.:.|/ﾐ ＼ / 爻//|:.:.|:::::::斗ヽ_jー―'
/:.:.:.:/:.:.ﾐ//l:.:.|/ﾐ 爻幺爻. i 幺从l:.:.|￣ 从斗 嫌味か!!
/:.:.:.:.:.:.:.:.ｲ爻|:.:|从 從爻從=|=-=彡:!|:.:.|
. /イ::.:.:.:.:.:.:.:.|::::|ﾊ|: : { .':::〈〉:l : :| : : : : ﾉ|ﾊﾘ
|:.:∧:.::l:.:.:|::〈〉乂_/:::〈〉:::;:=个=-≦:.:.:.|
V ＼!:.:.|ﾍ::::::::,/:::〈〉::::' : : : : |:.:.:.:.:.ﾊ!
ヽ:!: : ＼:::::〈〉:::/: : : : :.:|／|/
|: : : : :＼___/: : : : : : |
＿＿＿_
／ ＼ そこはしょうがないっすな!!
／ ＼ ／ ＼
／ fてﾊ` ｨて刀 ::＼ 紅玉様のお家あっての領地です!!
| （__人__） :::::::::::|
＼ `^´ :::::::／ それに、そこいらの言葉は、やる夫を連れていけば
／ ー‐ ＼ ピタッと止まるはずですお!!
／{
／//
,､...-=＝=-:::::_::::...､、}///!
.＞'⌒´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:／////
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ////:.ヽ、
/.:.:.:.:.:.:.:./:::::i.:.:.:.:',.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.∨.:.:.:.:.:.', ・・・・・・だな、そのとおりだな!!
./:.:.:.:.:.:!:.:.:{:.:.:.:lヽ:.:.:.ヽ、::.＼:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:.:.:.,
i::::::!::::::l.:.:.ﾊ:.:.:.ト､＼乂!ヾ:::∧.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:
,.イ/ヽ＿,,..≦l::::::!::::::l乂ハ:.:.ヾﾍ才云心ﾍﾘ:.:.:.:.:.:.iﾍ.:.:.:.:l } ｝ で、ものは相談なのだが
'⌒`＜/////,:l:.:.:.|.:.:.:.iｨんﾊ＼ヽ 弋j孑'" |:.:.:.:.:.:|､}.:.:.:..!
｀''ー- '∨ﾍ:.:.::ﾍ弋,ﾀ） /////// |.:.:.:.:.:.ﾚ′.:.:i
.∨ﾍ:.:.＼//ヽ _＿, !j｜:.:.:.:/:.:.:.:.:.;′ すぐ領地に帰ると、
. ｛｛ ヽ::::|:.:..!u く ! i:.::.:./:.:.:.:.:.:.i 奴らがそなたに対して何を言い出すか
i:::::ﾊ:: ヽ､ ヽ-- ′u ./::.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:| 知れたものではない
|:::从:::::::介ｏ .ィ {.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
|:::::::|:.:.:.:.|.:.:.:.｀千=====!.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. ﾟ O
O ﾟ ､_幺爻|:.:.:.:.|从:.:.ﾉ ';:.:.:V幺从ｲ爻ﾐ
.彳///|:.:.:.:.!/從 ＼:.＼//////爻 少しここでのんびりして、
斗///,ﾊ:.:.:.:{/爻￣｀ ´￣ }:.:.:}///////幺 奴らを焦らせて
幺////,∧:.:.!/彳 ､ , j／////////爻
爻///////ヾ!从 ｀Y´ ／爻////////乂
. 〃 Y从爻／/ | ヾミ乂从爻.彳 『お願いだから帰ってきてください』
. |:::::://,′ .U ! }iﾊ:ヽ::::::! 『返ってきてくださるならもう他に何も要りません』
.ﾄ､:, i/{ .:i:. ﾉ/!: : ',::ﾉ!
ﾚ::{ {//≧＝====‐..┴..-.===＝≦//ﾉ: : :}ヽ!
|:八: ｀￣i//|￣￣ ´i/i｀￣￣ i//}￣´ : : ﾉ::::! と、そんなこと言いだすまで時間潰したいのだが？
ト､:ヽ: : :.|//!: : : : : :|/|: : : : : :|//! : :.ｲ⌒ヾ:::|
|ノ::::::｀:::::￣:::´:::γ⌒从爻ー --彳幺ﾐ. }:j
|:::::::::::／＼::::::::::::::::／＼:::::::::::::::::::::爻爻 リ
＿＿＿
／ ＼ まー、しばらくここで過ごしていただくための用意は
iニーヽ ／─ ─ ＼ 済ませてありますんで、それは大丈夫ですが
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼
⊂ノ￣￣| （__人__） u |
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／ 紅玉様の方からそれ言い出すとは思いませんでした
'､＿ ＼ ）
＼ ＼ ／ ／| なんというか、紅玉様がいなくても
|＼ ヽ ／ | 領地経営はかどるんですかお？
＿_
_＿__ ＞.:´:.:.:.:.:.:｀:.＜
´⌒ヽ//＼ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ __
＼//`ー/:.:.:.:./:.:./{:.:.:i:.:.:.:.:.',＿,ィ///＞
乂///:.:.:.:./:.／, |:.:.i!:.:.:i:.:.:}//／ そういう組織を目指して
i.:.:.|:.:.:.:.i/-- ' j:ﾊ{ヽ:.:|:.:.|／ 官吏どもを育てたからなあ
,:.:.:.|:.:.:.:.| ≡ ≡V.:.:.;
/:.:.:.:|:.:.:.:.|, , , , ,i:.:./
}V､.:.:.:.:|:.:.:.:.| 3 ｨ.:/ 私がいなくても、
乂ーイ/////,|:.:.:.:.| ＞ --＜:.:/_____ .ィ 大概は何とかなる
＞///////|:.:.:.:.|､ ////.:./////乂
､__,.ィ/////////ﾉ!:.:.:.:|ー{///:.:////////`ーァ
＞///////／ |:.ﾊ:.:! ´ ∨:／////////／
乂//////／ j/ }/ }:.{ V///////ヽ なんともならんのは外交関連だけだ
//////!. У j/ ∨//////∧
⌒////ヾﾐ=-- ..､/ }//////{⌒ﾞ
.{/ |:{: {{: : : : :｀ヾｆ==＝＝ =彡i/////ﾄヾ 外交だけは、
|::. :i!: : : : : :{{: : : : : : : :}}: :. ﾊ///,人 トップの認可がないと進まんからな
i:::ヾ: : : : : :人: : : : : : 〃: /::::::/
}:::::::｀i ¨¨´芥.＞==- '-彡:::::::′
i::::::::::|: : : :ﾑﾑ: : : : }}: :/:::::::::i
|::::::::::|: : : : :||: : : : :ﾘ: ,::::::::::::;
i:::::::::::!: : : :.:||: : : :/: :.{::::::::::/
＿＿＿
／ ＼ ・・・・・・紅玉様
／ ::＼::::::／::: u＼
／ （⌒）:::::::（⌒） ヽ もしかして、『自分がいなくても領地が立ち行くようになった』から
| （__人__） u |
＼ `‐'´ ／ 『貴方がいないと私たちはダメです!!』とか、言ってもらいたいんじゃないすか？
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.::.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:＼ ／//＞
:.:.:.::.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:..:.,:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:＼＿＿ノ///{
.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:./:.:.:.:.:,:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|､:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.∨//////,′
.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:./:.::.:.:./: : : / ∨:.:.:.:.:.:.:.:.| ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:∨///／
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:/.:.:.:.:./.:.:.:.:/ _ノ:.:.:.:.:.:.:.:.! ＼:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.i¨´ だって、だって!!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|./.:.:.:.:.:/--／一 |: : : : : :':/ ー-＼:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.／ }: : : :.// ＼:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.::!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.／=＝＝＝=ﾐ: :.／/ r. =＝＝ﾐ,:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:| 最近、暇で暇でしょうがないんだ!!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ,ィ´ } } / {{ }}|:.:.:.:.:.:.:.:.:|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ _{{_ // 乂＿＿,.ﾉﾉ|:.:.:.:.:.:.:.:.:!
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:/´ ｀ヽ＝＝＝ ´´ ｀￣ とつ::.:.:.:.:i:.:.:.| 暇をつぶすにはどうしたらいいかわからんし、
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.乂＿,..-' ',.:.:.:.:.|:.:.:.! 現場に行くと末端はともかく、中韓がいい顔しないというか、
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ / / / / / / / ∨:.:.|.:.:.: めっちゃくちゃ戸惑うし!!
.:.:.:.:.:{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| }:.:.:|:.:.:.|
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| , - ､__,.-―-‐ '⌒ヽ 人:.:|:.:.:.| 私がなんか打ち込める仕事が欲しいっていうか、
.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| { , - ￣ ｀ ー ' イ::.:.:.:.:|:.:.:.| 『要らない子じゃない』って保証が
欲しいって思ったらいかんか!?
＿＿＿_
／ ＼ ワーカホリックすなー
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ まあ、そういうことなら
.l .u ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ< のんびりして、なんか趣味を探すとか、そういうこと中心にしてここで過ごしましょ
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、| そうすれば、領地に戻ってももどかしい思いしなくて済むでしょうしね
{ { ＼｀7ｰ┘!
＿＿＿
＞.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.＜
ト､_ ／:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ _,, イi
∨//≧=- _ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_,,.. --―≦///// ・・・・・うむ
∨///////≧=='--/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:..:.:､:.:.:.::.:.:.:i.//////////////
＼////////////:.:.:./::.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ:.:.:､:.:.V//////////／
｀ﾞ''＜///////:.:.:./:.:/:.:.:.::,i!:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.',:.:.',:.:.∨/////＞ ´ なんかあれだな、そなた人の機微を察するに敏いな
`''＜//:.:.:.;.:.:./:.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:ﾄ.:.:.:.:.:.:.:',:.:i:.:.:.∨＞''ﾞ´
,:.:.i:.:.:.:.i:.:.;:.:.:.／ ';.:.:.:.:.i ヽ:.:.:.:.:..Ⅵ:.:.:.:.|:.:.',
i:.:.|:.:.:.:.|:.:|:.X＿ノ ';.:.ﾄ､iｰ-＼-:':.:.:!:.:.:.:.i:.:.:i
|:.:.|:.:.:.:.|:.:i/ｨf==ミ､ ヾ! .ｨr==ミ､.|:.:.:.:.|:.:.:| 私もそこいらへん見習わねばなあ
|:.:.|:.:.:.:.|:.`《 iJ伝ﾘ J伝ﾘ》 |:.:._r-v-､
|:_r-iヽ:!:.:.| ,, ｀¨´ ＿＿＿｀¨´,,, ノ~） } } i､
_.r〈. ', 乂i＞ ''"´￣ ￣ ｀ﾞ''＜{ ﾉ / / ﾉ
,ﾊヽヽ_ﾄ _j ｀^-'-' ＞ｘ
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━━━ 一か月後 ━━━
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ﾊ::::ー‐＿:ェ:-ｒ‐'＿:: --‐'ー- ::、_:ｰ:ェ:_:､::＿::_ノ:::::}
{ `ｆ::￣::; ィ´ ￣ `;;;' ￣¨ﾞｰ¨ェｰ‐ヽ:;/! ・・・・・・この扉の向こうに
{ !:::;ｒｆ,ィミ≧,,､_ ,ｲ! 巛 ;;ﾒ _,,,-ｪﾍヽ:::::|' ,! 紅玉伯爵夫人がいらっしゃる!!
∨:;ｲ:;! r'´｀ﾞｰ-≧≦彡 ;≧,,-ｪ ﾆ¨-‐ヾ~`' ,}::::::V
,ィ´ ｀ゞ:;| { ｆ::i:ﾊ '｀ ¨ﾞ; ,. !ﾞ''"´' ｒ,,i::ヽ : !::::::::ﾄ.、 ちょっとアレな趣味に
ｆ ﾘ:/;l ー┴'`'ｰ― ´ ｀ー‐┴'ｰ┴ ナ ﾉ::::::::｝ ヽ かぶれていらっしゃるそうだが、
! /:ﾊ;:l i f::::::::::f i 凄まじく有能な為政者だって評判だ!!
l /:ｲ:::::{ i´ | ﾞi .ｊ:l:::::::::} |
弋 /;ﾑ:::::::| ゝ.. 人 _＿_.ノ ./:ﾊ:::::::ｊ ,!
уｲ:::;;;;;;::'. Y ￣ ￣￣｀ヽ ..'..::::::::::「 / っていうか、事実有能だ!!
／:ｲ:::::::;;;;;;;;;;,､,彡 ´￣ ` ;; ／'::::::::::::::',_,ノ
,.イ::'::::::::::::::::';;;;;;;;;;ゝ´ ｨﾒ ._,／...:::::::::::::::;';
_,...≦イ::::::::::::::::;::;-ｪェェェﾞヽ _,....ィﾞ´:::::::::::::::::::::::;ィ´ だって、領主さまを助けて、って依頼は、
,ｒ‐='´‐::´:::::::::::::::::;:ｒ,'ｨ' | k;';ヽ､ ,.ｨ;´:‐:´:::::_:_:_; -－-=ｒ'.:| 領民たちが連名で依頼してきたんだからな!!
. /;ﾊ'::::::::::::_:_:;::-:‐::_;ｲ ヽ;;;;;;ゝ:'::ィ::::::::::;ィ´;;' ／/ . ,' |
|::l f:l:_:;:-―=＝'¨´ ﾉ l >';:<::::::;:ィﾆ´-‐;ｷ´. / ,' :!
ヽ='‐'´ イ￣￣ﾘｰf::f ｒﾉィ―｀ー'―――--'、＿ ! 慕われてなきゃ、こんな状況は発生しねえ!!
,ｒ‐-.､ ,.ィ´. 弋ソ 弋_
. ＼ ＼ ＼ | ,,,--'''''￣ | //＿,,,,,,--┐ ..| ／ ＿,,,...---
. ||￣ /l‐|、-/l...＼┌'￣| ＿,,,,-ゥ/i｀ヽ、 .|ｨ-ｧ| | 「￣ .|
. || ./,' | | |、|￣''''ー-____,,--''''',,,-'''~/ ＼|.. .／／ | | | |
. || //==| |=|/ー-＜￣__,--'' ￣ /. ／／.| | | | |
―--,,,___||_// ┌| |‐---,,,,__￣| | | . ／／ | | | | |
＿＿＿ .||l /| | 'l | | | | ／'''~. | | | |＿,,,,--|--''''
====┐ .||/ .| | |l. | | | | | | | |
|| ||/ .| | '! .| | | | | | | |
|| || | | | | | | | | | |
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|| ﾛ(()==| .| | | ＼| | | | |｀''--
|| || | |. ／ .| | | |＼..| | | |
|| || | |.／ ／ .| | | ＼| ＼ |,,,,....--- |----
|| || |／ ／.. .| | | |＼..| ＼ ＿__|,,,,,,,,,,
/ / /
/ / /
/ / / ／￣￣￣￣＼
/ / / ,／ﾞ￣"'／ ＼ そういう次第です、紅玉様!!
ﾞ ﾟ'X. / / / ／ ＼
＼ `─-､' / | |丶 勇者やらない夫が、貴方を救い出しに参りました!!
/⌒'ｙ"｀ヽ.＼___＿__,,;,/ r''＼ | |. :::::＼
/ﾞヽ(_,X., ﾞｒ､＼_ | ＿) | |. : ::.:::.:.ヽ 貴方の領地の民、老若男女皆が
/ﾞ`‘,' _ /､＼_,〉 . : ::| く | "ｰ､_ ､_,ノ'′ ,|. : : : ::::::,r'ヽ あなたを心配していらっしゃいます!!
￣⌒ｿ`;、i : , ': : : : : : : :! ＼ | （ ●） （ ●） ,|.: :: :: : ::::.::::ハ
,r''ﾞ,r"⌒ﾞヽ;_:_; : : : ::::| : ::;;＼} j、 /.: :: :: .:::::::::::::.::i ってか、貴方は家臣団の方をちとお考えなさい!!
::;;" / `・､_::::| : :;: : :,i:} ヽ _ ﾉヽ＿__ノ ,/ : : :: ::: :::::::::::.:::'､
_!_,r′ :ヽｊ : : :;;::.／ ヽ ｀ ⌒ ´ /: :: :: :: :: .::／ .:::::::i
{、 _,,..，`-､;;:/ l￣￣ﾞﾟﾞ￣￣￣￣￣”ﾞ`'''" .:' ..::::::::::| 領民があなたの救出を依頼してくるくらいなのに、
`r:: ,;'" ''ﾞﾟﾞ￣⌒ヽ、.,,__＼ ,; : ; : ; : : : : :`'':; , ' ..::::::::::::j 家臣団はまるで何も言わず!!
{: : : : ＼ ￣￣.:'⌒゜￣ ﾞ`'': :: :/: : : ..::::::::::::::'|
＼::::::ﾞヽ. ;、 、 ＼ ﾞ' 、 ,r:: /: : : ..:::::::::::::::';;;|
＼::::ﾟ、 ﾞヽ. , ヽ. ヽ ﾞヽ `・､,_ /: :/ ..::::::::::::::::::::::i 連中、忠義という言葉を知っているかどうか、
＼::::ﾞ,、 ｀.､ , . : : : ､ ＼ ヽ, /: : i ..:::::::::::::::::::::::::::::i, 非常に疑わしく思います!!
＿.ィ.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞ 、
＜,ｰ,-,=,≦, }／.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
｀ー―‐.ｧ.:.:.://／ {:.:iﾄ:.:.:.:.:.:.}ュ、 はい、やる夫ちゃーん
{/i{:.:.:.:./-‐ .乂{ ヽ:!:|:.:}､//＞―ｧ
/.:.:i|:.:.:.;ｨ佗ﾐ ´｀ヽ}:|:ﾘ ￣
/.:./!i|:.:.:| /i/i , 佗､}:.::} ママのおっぱいは美味しいでしゅかー？
/＞ｰ-ミ:!{ 、_ /i/i/|:.:,′
／ ´ ﾊ{＼ イ:.ﾘ:.:|
,./ }}ヽ 斥、|!|:/.:.:.|
,.:.:.{ ／／ }ﾊ}｀ヽ.:Ｖ|i:.:.:.:.}
,.:.:.:.:.:{彡 ; j! j ＼ﾘ/}/ ＿ うん、美味しいお（裏声
／.:.:.:/.ﾉ/ /,} }/. ヽ ＼ _-=ﾆﾆﾆ=-_
/.:.:.:.:./.:.:}' / / ,/ ＼ 、ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ___、 ほんとにおっぱい出てきたらいいのにね（裏声
/.:.:/.:/.:.:.!{ ／ ,/ ,′ ヽ ｀ 、ﾆﾆニ}=='>
/.:.:/.:/.:.:.:.:,′ / ., .:::::::. ＼ﾆﾆﾆゝ､>
./.:.:/.:.:{:.:.:.::.′ ,/' ′ .:::::::::rミ::.', {::::ｧﾆﾆニ}
//{:.{:.:.:.|:.:.:.:j / ,{ ::::::::::::ゝｿ} ! ;/!ﾆﾆﾆ,/
{:{ |.:|i.:.:.|:.:.r' / ,人 、::::::::::::ﾉ, ／_ﾉﾆ／/
从|:.|{:.:.:.:.:′／ {＼ ＼ ー , _ゝ_ イニ{＿ それはまあ・・・・・・
从{从:.:{ ,ﾘゝ ＞ ＿_ イニ,／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
У ／ i{ /、 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆi{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ そのために、後で頑張って頂戴ねー
, }/ ,/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ乂ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞
ノ／ /´ 、＿ /ゝ-==≦ﾆﾆﾆﾆ≧ｓ｡ﾆrっﾆﾆニイﾆ
／ ／ ′ ＼_= /ﾆﾆﾆﾆﾆヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ￣ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.{ ＿ { /ﾆﾆ}ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆ／ ＜ﾆﾆﾆ そのために、
Ｖ／ ｀ヽ ,) ＼ 、 /ﾆﾆﾆﾆヽ__ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ／ ヽ ここを元気にして
,r==ミ、／ i{ ヾＶ´ ／_/ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆ/ 、
{::::::::::::::ヽｰ､__, --､ ヽ -=≦=イﾆﾆﾆ,イﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ }
乂::::ノ´: : ＼ Ｖ≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆrﾆﾆﾆi{ ＼ , ママを悦ばせて頂戴ねー
ヽ : : : : : : ＼ Ｖニ,/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}. ＼. /
ﾆﾆﾆﾆ=- 、: : : : : : :.ヽ !ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニj Ｖ
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_..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''-､
／ ＼
/ U ＿＿ ＿＿ ',
/ ＿＿＿ ＿＿ l
l （ ● ） （ ● ) .|
| u. ￣￣￣ ￣￣ |
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| U （ 人 ） | 『 』
| ｀ ┬‐ ´ ｀ ┬ ´ |
l ￣￣￣￣ l
l .l
l .l
', ,'
＼ ／
＞- -＜
,,-'" ヽ
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
. l | | |
.| | | |
i ! .!
|i | i| ……ﾊﾟﾀﾝ
| ﾞ!..|..!ﾞ |
|.├|┤.|
Y.! | i.Y あ、ちょっと待って!! なんか言えお!!
､`!ﾞYYY'i´,
`!ﾞYYY''!’
. `!¨Y＾Y¨!' いや、あの・・・・・・ 失礼しました
. ｌ''' '''''' '''ｌ
i;;;; ;;;;;; ;;;;! 僕ぁこれで帰るんで、ごゆっくり
i:::: :::::: :::::!
. i::::: :::::: :::::!
i::::: ::::::: :::::i
}i!!!! !!!! !!!!{! 待て、あの、違うんだ!!
. |!!!!! iiiii !!!!!|
. |｣｣｣ 凵 ｣｣｣ これは違うんだ、そうじゃないんだ!!
iLLL|ｒ:i|_l_l_li
|i!!!! i!!!!! i!!!i|
. ヾiiiiiiii ﾚ'ｘ| iiiiiiiﾂ
!:… |仝| …:! ・・・・・・いや、もうなんというか
. };;;;;;├‐┤;;;;;{
{ﾖﾖﾖ mm ﾖﾖﾖ} なんかもうどうでもよくなった気分なんで、
iiiiiiiii llllllll iiiiiiiii| そういう申し開きは御領地にお帰りになってからお願いします
||||||| iｉiiiiii ||||||
!!!!!!!.l|||||| !!!!!!!
. -＝;ｧ= . =-ｧ‐ ,ｨ ／)
（_ノ ‐〃‐! （_ﾉ〃 /}} /
p ／´ p ／' p / {{/
｀¨ ｀¨ ｀¨
